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はじめての患者中心の医療〜疾患、病い、健康観を探ろう!〜

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HAMTライブラリーをご覧いただき、ありがとうございます。「プライマリ・ケア」を担当しています、てつこと長岡哲輝と申します。

 前回の記事では、プライマリ・ケアについてざっくりと解説しました。

 今回は、プライマリ・ケアの核となる「患者中心の医療」にフォーカスしてみます。

患者中心の医療とは?

「患者中心の医療」と聞いてどう思いますか?

患者さんの要望を一方的に受け入れるサービスでしょうか?また患者さんの訴えに真摯に耳を傾けて優しく対応する接遇のありかたでしょうか?

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 患者中心の医療の本質は、下の図にあるように「患者さんの背景や文脈を理解して、健康問題の解決に向けて一緒に協力しよう!」ところにあります。

「疾患」と「病いの経験」を探る

 昔、「患者満足度の高かった医者」の診療プロセスを解析した研究がありました。

その結果、生物学的診断(疾患)と同時に、その症状は患者自身にとってどのような意味があるのか?(病い)を明らかにしていることが分かりました。

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それでは、具体的な症例をもとに、疾患(Desease)と病い(Illness)の違いを探ってみましょう!

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