
新しいお金を借りる仕組みを作ろう:闇金ではない。ソフト闇金でもない
レンディングビジネスの新しい形を考える
「ファイナンスで新しいことをやりたいな」と考えたときに、昔からぼんやり考えていたアイデアがあるんだよね。
それは 「個人が自分の信用で通貨を発行する」 っていうコンセプト。
お金を借りるのって、なんか恥ずかしくない?
例えば、友達からお金を借りるときって、なんかちょっと気まずいよね。
「ちょっと1万円貸して」って言うのも恥ずかしいし、貸す側も「こいつ本当に返すのか…?」って不安になる。
お互い気まずいし、記録を取るのも面倒。だから、友達間の貸し借りって、なかなか発生しづらい。
そこで考えたのが 「自分自身の信用に基づいて通貨を発行する」 っていう仕組み。
「自分通貨」を発行して、信用で借金する
例えば、佐藤さんが田中くんから1000円借りたいとする。
普通に「1000円貸して」って言うのは気まずいから、佐藤さんは 「100佐藤(1佐藤=10円)」 という仮想通貨を発行する。
田中くんは、それをスマホのウォレットで受け取って、佐藤さんから1000円相当の価値を持つ「100佐藤」をもらう。
で、いつか佐藤さんが返してくれることを期待して持っているわけだけね。で、この「100佐藤」を他人に売ることができるようにしたい。
田中くんが井上さんに1000円借りたいとき、田中くんは「100田中」を発行してもいいし、井上さんが「100佐藤」を買う(「100佐藤」と引き換えに田中くんに1000円渡す)のであればそれもOK.
この仕組みをうまく使えば、「個人の信用ベースの通貨」が成立する んじゃないかと。
もし有名人が「自分通貨」を発行したら?
例えば、ホリエモンが「100ホリエ(1ホリエ=100円)」を発行するとする。
「俺、ホリエモンに100円貸したことあるんだぜ!」っていう証明にもなるし、それをコレクションしたい人が1万円で買ったりするかもしれない。
つまり、「信用」や「関係性」自体が価値になって、通貨として流通する可能性がある。そこそこに閉じたコミュニティならどう?五千万ニシノとか発行したいでしょ?ねぇニシノさん。
技術的には実現可能だけど…
技術的には、スマホのウォレットを作ればすぐに実現できる。
でも、問題は 「デフォルトリスク(踏み倒し)」 だよね(笑)。
例えば、さっきの例でいうと、「100佐藤」持っている井上さんは無事に佐藤さんに会って「100佐藤」を買い戻してくれるのかってことだね。
まぁ逃げるのも楽よねwwその場合、もうだれも井上さんが持っている「100佐藤」を買ってくれないから「佐藤暴落」と。佐藤も落ちたなとか言っておけば、まぁそれはそれでよい思い出?ww
これをどう防ぐか?っていうのは今後の課題だけど、「個人の信用を通貨化する」 っていうアイデア自体は結構面白いと思うんだよね。
まあ、今すぐ何かやるわけじゃないんだけど、「こういう発想もありなんじゃない?」って話でした。
これね、この「自分通貨」の発行主体に10回だけメッセージを送れる、とかにしたらトークンとして価値を持ちそうだよね。のこり1回だけメッセージを送れる「100ホリエモン」の価値はいくらぐらいかなと考えると夜も眠れないけど、夜も更けてきたから寝るわ。