サガ オーケストラ2022 行ってきました〜!! 前編
先日、サガオーケストラ2022に行ってきましたー!!!!!
興奮がさめないうちに心に残った場面を書き留めておこうと思います。
(めちゃ長いです。)
いや〜、人生初のオーケストラがゲームの音楽になるとは思ってなかったけど、
控えめに言って最高すぎるオケだったーーーー!!!!!
ざっくりですが、演目はこんな感じでした。
抜けているものあるかもです。
◆前半
・Overture〜オープニングタイトル
・迷いの森〜下水道メドレー
・帝都アバロン〜皇帝出陣メドレー
・氷湖〜オーロラ
・アビスゲート〜四魔貴族バトル1〜四魔貴族バトル2 メドレー
・ポドールイ (KOCHOさんの生歌)
・ラストバトルメドレー(サルーイン、七英雄、破壊するもの)
〜20分休憩〜
◆後半
・巨人の里〜邪聖の旋律(パイプオルガン生演奏)
・最終試練〜死への招待状メドレー〜熱情の律動 (岸川さん生歌)
・メヌエット(山崎まさよしさん生歌)
・聖王朝〜魔王殿
・イゴマール〜オリアクス、世界を穿知、時を射る者メドレー (KOCHOさん生歌)
〜コンサート終了後、拍手喝采が鳴り止まない!!!!!!
◆アンコール?
・ロマサガ3 エンドロール
・ロマサガ2エピローグ(イトケン生ピアノ演奏)
***
開幕してまず、パシフィックフィルハーモニア東京の演奏者の方達がご出陣!!
その後、指揮者の松沼さんがご出陣され、準備が整うとOvertureから世界1かっこいい下水道メドレーまで一気に演奏。(ここまで息するの忘れてた。)
個人的には会場にハープがあったので、ロマサガ2の詩人さんの曲で始まったりしないかな〜、と期待していたけど、残念ながらそちらは演奏されませんでした。
(あれ聴くといつもハープのメロディの美しさに泣いちゃう)
Overtureから曲が始まると、ゲームタイトルと共にこれから冒険が始まるんだー!感を思い出して、すごくてワクワクが止まらなかった。
そしてイトケンご出陣!!生イトケン登場〜!!
司会の方と一緒に曲作りのお話や小ネタなどを教えてくれました〜!!
生のイトケンが拝めて大満足です!!
曲はとにかく全部!!本当に素晴らしい演奏ばかりでしたが、私が特に印象に残ったのはこちら!!
・帝都アバロン〜皇帝出陣
・アビスゲート〜四魔貴族バトル1、2
・ラストバトルメドレー (七英雄、破壊するもの)
・邪聖の律動
■まずは、ロマサガ2より帝都アバロン〜皇帝出陣。
まさか、これ演奏してもらえると思ってなかったので、えーーー!!!!ってなりました。
私の大好きなシーンである、名もなき兵士が「ジェラール様の…皇帝陛下のご出陣!ご出陣!」と音楽に合わせて動き出すあの光景が脳内で再生されました。
スネアドラムとバスドラム、シンバル、打楽器系が特に印象的で、バスドラムの低い音が帝国の厳かな感じを、ドラムのタッタカ、タッタカと刻む一定のリズムがまさに行進曲!って感じで、思わずご出陣したくなる1曲でした。オケで聴くと迫力MAXで、血が滾りました。
さらに大好きな曲になった〜!!仕事行きたくない日とか、これ聞いたら前向きに出陣できそうですよね。
■そして、これ!!この日はこれを聴きに来た! アビスゲート〜四魔貴族バトル1、2
アビスゲートはオケになると迫力増しますね。
こちらも打楽器がすごかった!!特にティンパニ!!
(今回、全体的に打楽器に目が行っちゃったし、見てて面白かったです。)
ティンパニって打楽器なのにメロディを奏でられるの!?っていうのが率直な感想でした。
打楽器(太鼓とか)って基本叩いたら1音しか出ないと思っていたけど、調べてみると、どうやらティンパニはチューニングという音階を調節をできる機能がついているらしく、打楽器なのにドレミなどの音階が叩いて出せるらしいです。すげ〜!!!!知らなかったー!!
初動でそれに気づいてからティンパニから目が離せなくなりました。笑
奏者の方の手元をよーく見ると、曲によっては叩いた後に音が響きすぎないように1音叩いては手で抑え、1音叩いては抑え、という達人の技を涼しい顔でしていらっしゃいました。
もう手が絡まるんじゃないか?ってくらいテンポが速くて複雑そうな曲も達人の手捌きで華麗に演奏しておりました。やっぱりプロってすごいな〜!!
演奏者の方がどんなことをしているのかに注目して見るのも楽しいですね♪
■お待ちかね、四魔貴族1、2!!
もう出だしからテンション上がって思わず踊りたい衝動に駆られる。LPが持たない!!
(みんな静かに座って聴いてられるのすごい)
みんなそれぞれ曲を聴くとプレイした時に印象的だったシーンや思い出が浮かぶと思うのですが、私のこの曲の思い出は、フォルネウスの「メイルシュトローム」にやられまくった思い出しかない。
何度も戦って、メンバーや陣形や戦略を変え、勝った時の喜びは今も忘れられない。
(倒した時のパン!パン!パン!!!の音、めちゃくちゃ嬉しいですよね。)
その時のシーンをオケの演奏と重ねながら聴いたら涙腺崩壊した…。
オケの音の迫力もすごいけど、演奏者の皆さんと指揮の松沼さんの渾身のパフォーマンスも圧巻でした。
LP削りながら演奏しているのが伝わってきた。
四魔貴族バトル2のドラムのドコドコ感はバンドバージョンの方が好みではあるけど、オーケストラ仕様のお上品なドコドコでした。
ベースの音は多分チェロとトロンボーン、チューバあたりで分担して演奏していたように聴こえた。
バンドバージョンとまた違う音が聴こえてくるのもオーケストラバージョンも非常に良かったです!!
このバトル曲のメインの見せ場は多分バイオリンと金管楽器だったのかな?
トランペットのリーダー的な人が真ん中に座っていて(女性)その人がメインで演奏していたと思うのですが、テンポも速いし、主にトランペットが主旋律だからか、演奏するのが本当に大変そうでした…。
曲が終わった後に、会場の熱量(拍手の音量)もすごかったです!!
客席(私は3階にいました)にいても拍手の音の迫力から伝わるお客さんからの熱量が本当にすごくて、
会場のみんなの熱い想いや感動が1つにまとまった。本当にそんな感じでした。
しばらく大音量の拍手が続くと、トランペット奏者の方たちが「良くやった!すごい!私たちやりきったよね!」みたいな感じでお互いに拍手を送り合っていて、それを見て感動してまた泣きました…。
さらに、指揮者の松沼さんもオケに拍手を送り、バイオリン奏者の方たちや他の奏者の方たちもお互いを労うようにオケ内のメンバーたちに向けて拍手をみんなでお互いに送り合っていて…。
え、何それ!素敵ですやん!!そんなん泣きますやん!!!ってなってもう普通に号泣しました。
空気うますぎた〜!!
あと、やっぱり四魔貴族のバトル曲って演奏者のLPも削っていくくらい大変な曲なのかな、とも思いました。笑
ラストバトルメドレーの「破壊するもの(ロマサガ3)」も最高でした。
あの曲が始まると同時にスタメンが5人とことことこーっと走っていくシーンが浮かぶ。
(「カタリナ」が主人公で陣形はスペキュレイションだった。)
そして曲の中盤になると「もう、僕たちにはおさえられない!」という絶望感なのか希望なのかもわからん少年のあのセリフを思い出し、やっと倒したー!っと思ったら律儀に1人ずつ退場していく(笑)というあのシーンが脳内で再生されました。
もうLPが本格的にやばい…というところで20分の休憩。
後半へ続きます。
既にこんなに書いちゃったけど、まだ前半ですからね。笑
序盤からこんなカロリー高い演奏して大丈夫!?ってくらいすごかったけど、どの曲も本当に素晴らしかった!!語彙力なくて素晴らしい、しか出てこないけど、本当に素晴らしかった!!
***
後半へ行く前にひとやすみ。
■指揮について
松沼さんの指揮も見ていてすごく面白かったなあ。
指揮の事は良くわからないけど、初心者にはすごくわかりやすくて、何よりご本人もすごく真剣に、かつ、楽しんで指揮しているんだろうなあ、というのが伝わって来ました。
とにかく良く動くなあ、というのが第1印象。
あと、たまに指揮してるというより、もはや踊ってるやん、て感じ。笑
(私はすごくすきなパフォーマンスでした。)
わかりやすい、というのは、「今、どの楽器が1番見せ場なのか」を身体全身を使って教えてくれていたように見えたからです。
特にバトル曲とか激しい曲になると、ロックバンドかなってくらい激しめに身体を前後に揺らし、「ここ!ここだぞ!!お前!!バイオリン!そうお前だ!!頑張れ!!今お前が1番の見せ場なんだからな!!」って聞こえてきそうな程の迫力で、指揮棒も地面擦ってるんじゃないかってくらい下まで一生懸命振っていました。
そして、それに「はい!はい!」と応えるように、松沼さんの指揮に合わせて上下に身体を揺らしながら一生懸命弾いていた第1バイオリンのコンマスの隣の女性の方がすごくすきでした。あと、コントラバスのリーダーっぽい人の隣に座っていた男性の方。二人とも魂込めた指揮に応えるように一生懸命応えて弾いてる感じが伝わってきて特に見入ってしまった。
指揮者というと、上半身を使って指揮するイメージですが、松沼さんはステップ踏みまくるタイプの指揮者でした。もう、踊ってる、って時が何度かありましたね。
迷いの森のようにゆったりした曲は風が吹くようなイメージで両手を動かし、ステップもゆったり。
熱情の律動のような激しめの曲は、めちゃめちゃフラメンコみたいなステップ踏んでたし、バトル曲とかはステップも移動量もすごかった。あとヘドバン。
指揮者が立つお立ち台みたいなのがあるんですけど、松沼さん用にもう少し広めのステージを用意してあげたいくらいでした。
見ていてとても楽しいし、熱量がすごいのでこっちも気持ちが高まって熱くなってきます。
一緒にステップ踏みたいくらいでした。笑
長すぎるため、後半へ続きます。