油にまつわるエトセトラ その6 ~授業書《あかりと文明》でのアナザーストーリー~
仮説実験授業を簡単に(私の言葉で)まとめると・・・
ということが実現できる、本格的な科学の授業です。
仮説実験授業の進め方はこちらの動画をご覧ください。
《あかりと文明》をやっていた時のマンガ資料を「油にまつわるエトセトラ」としてまとめています。その5はこちらより↓↓
7.子ども達すごい!(第二部より)
さてさて、実際に《あかりと文明》を受けた子たちの様子を紹介します。
それは…第二部が始まって の時の事でした。
※5年生に実施。子ども達の名前は仮名です。
第一部では、灯用油や歴史について学んでいくのですが、
第二部では、そこからぐ―――っと油の成分にクローズアップして考えていきます。個人的にこの流れがめっちゃクールで好きです。
この質問1では、(今まで私がやってきてみての)子ども達の反応として
「形がちがう」や、「曲がり方が違う」というのがよく出ます。
そんな中、原子分子の形をみたしょうたろうさんが
オレイン酸は炭素がバラバラになりやすい と話していました。
しょうたろうすごい!と思いながら、
授業書(テキストのようなプリント。仮説実験授業ではこの授業書を配布して授業をしています)のお話が動画になっているので、そちらを見せました。
動画の最後を見て…
すると…たいがくんが、
しょうたろう君も
というわけで、次のお話「油の分子が燃えるとき」の動画を見せました。
なんとなんと!
たいがくんが言っていたことが‥そのままでした!
しょうたろう君とたいが君は…
そして、この時の子ども達の感想には…
子ども達すごい!
そして、こういう子ども達のスバラシサを見つけることができて、
子ども達と一緒にたのしく授業ができるのがうれしい💛
と思える出来事のご紹介でした♪
※ちなみに がっちり炭素ペアは、科学の言葉では「二重結合」といいます。
仮説実験授業では、こういう感動がたくさん見られます。
大人も子どもも、どんな人でも授業で感動できることって素晴らしいことだよなぁ…としみじみと思うのでした。
ちなみに、しょうたろう君は、
5年生最後に私にお手紙をくれました。
そのお手紙読んで泣きました…
というエピソードがこちらの本に掲載されています。
たいがくんについては…とにかく科学大好きなお子様で、
それ以外の授業でもいろんな発言をしてくれました。
⤴こちらに掲載しています♪
(その7につづく)
2024年4月に、仮説実験授業《あかりと文明》の電子版ができました!
授業書《あかりと文明》はこちら↓
*題名は、PUFFYの曲「渚にまつわるエトセトラ」を拝借しました。