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生きていることが素晴らしい~『モモちゃんとアカネちゃん』シリーズ紹介~
*記事の中で本の紹介をしています。
● 懐かしい。読みたい!
子ども達に読み聞かせできる児童書や絵本を買いたいなと思い
ジュンク堂に行きました。
しかし,絵本コーナーには日吉仁さん(佐賀・小学校)や
扇野剛さん(兵庫・小学校)が紹介している絵本が
おいてありませんでした。
「うーん。別の本屋さんに行こうかな?どうしようかなぁ…。」と
思いながら児童書の棚を覗いてみたら,
私が小さいころ読んでいた松谷みよ子さんの『モモちゃんとアカネちゃん』シリーズ(講談社)がおいてあったのです。
(注)この表紙ではない文庫本サイズもあります。
私が幼いころ読んでいたのはこの表紙でしたので、noteではこちらで紹介しています。
『ちいさいモモちゃん』
『モモちゃんとプー』
『モモちゃんとアカネちゃん』…
どれも幼いころに読んでいた本がずらーっと並んでいました。
子ども達に読み聞かせしたい という気持ちよりも,
私が久々に読みたい!と思い,購入しました。
● 魅力的なキャラクター達
お姉ちゃんのモモちゃんと妹のアカネちゃん。
そして黒猫のプー。プーのお嫁さんのジャム。
おいしいものの好きなくまさん。
アカネちゃんの靴下の友達,タッタちゃんとタアタちゃん。
どのキャラクターも生き生きしていています。
本の中では,子ども達の中での世界が繰り広げられているというか…。
ファンタジーな世界もありつつも,現実的な世界も描かれています。
その世界が松谷みよ子さんの文章で繰り広げられていて,
読者はすっかり本の世界に入り込んでしまいます。
ああ,きっと私も子どもの頃,いろんなものとおしゃべりできると思っていたのかなぁ?とか,雲の上に乗れるなんてすてきだなぁ。くまさんがつくったおかゆ食べてみたいなぁ とか思いながら読んでいました。
自分が子どもだった時の記憶がどんどんよみがえります。
そうです。そこには小さいころ,
夢中になってこの本を読んでいた自分がいました。
● 印象に残っているのは
モモちゃんとアカネちゃんシリーズの中で,
子どものころからとっても印象に残っていたのが
第三巻『モモちゃんとアカネちゃん』でした。
この本はちょっとだけ雰囲気が違う気がします。
そして,今回読んでいくうちに改めて気が付きました。
子どものころあれだけ
『モモちゃんとアカネちゃん』シリーズを夢中になって読んでいたこと。
それは…自分と重ねていたことじゃないかなって。
(続きはメンバーシップ限定記事に)
●最後に
本当に大好きな児童書です。
死や別れ…言葉だけをみるとドキッとする言葉ですが、
こんなに丁寧に、そして優しい言葉で書かれてる児童書は
この本以外ないんじゃないかな?なんて思っちゃいますね。
とにかく、大好きな本です。
いつの時代にも
いろんな方に手に取ってほしい
読んでほしい児童書だなと思っています。
さてさて、モモちゃんとアカネちゃんの表紙の人形は、
黒姫童話館に展示されているそうです。
黒姫童話館って長野にあるんですって。
いつか行ってみたーい!!
Instagramにこちらの記事を紹介したときにつけた曲はこちら。
Daydream Believer かっこいい💛
下記より、メンバーシップ会員限定の記事となります。
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