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「個の時代」の生き方について思うこと

こんにちは、のんです。
引っ越しや転職が続き、しばらく更新が途絶えてしまいました。

今日は「個の時代」の生き方、働き方について、思うことを綴ってみます。

「1億総発信者時代」とか、「個人が自分の力で稼ぐ時代」とか、よく耳にするようになりました。
私自身も、「組織の一部(企業の肩書付の存在、昔ながらの社員のイメージ)」ではなく、「私という個性」として認知されたいと、いつからか強く思うようになりました。

「どう生きたいか?」という問いへの今の自分の答え

「一人で自由に」より、共感し合える仲間がほしい

みなさんは「自由」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
私の場合、「何かに邪魔されない・強制されない状況」「自分の意志で何事も決められる」など、ポジティブなイメージがある一方で、「自由は孤独」「自由には責任を伴う」など、少し重ためのニュアンスも感じたりします。

働くスタイルに置き換えてみると、個人事業主は構造的に自由でしょう。意思決定権が自分にあり、自分の決定に対して自分だけが責任を負うシンプルな構図です。その代わり、同じ目線で考えてくれる仲間はいないかもしれません。
サラリーマン(士業版サラリーマン)はどうでしょうか。単純すぎる比較ですが、個人事業主に比べれば意思決定に大きな制約がかかります。自分がやりたいことでも、組織の同意がなければ(=組織の経営方針に合わなければ)実現は難しいでしょう。一方で、「どうにかして実現する方法はないか」「もっと良いサービスが作れるのではないか」と同じ熱意で頭を悩ませてくれる仲間に恵まれるかもしれません。

私は、司法書士という職業柄、独立して事務所を構える選択肢も常に頭の中にはあります。独立すれば、自分ですべて決めて結果責任もすべて自分が負うことになります。仕事量の調節がうまくいけば、働き方にある程度柔軟性を持たせられますので、家庭との両立も叶いやすくなり、結構幸せかもしれません。「一人で自由に」の典型例だと思います。
一方で、専門性が高い仲間が集まれば、一人で完結させるよりよほど広範囲を深くカバーでき、間違いなく提供できるサービスの質と量が上がります。
その分、助け合いの比重(少しの不自由)は高まると思いますが、気の合う仲間と出会えることの方がはるかに貴重なことだと思っています。

働くスタイルで言えば、個人事業主寄りだけど自分だけで完結しない、「各々が自分の名前で仕事をしている(緩い)合同事務所」が自分の理想に近いのかなと思います。

仕事とプライベートの境目をどんどんあいまいにしたい

また、最近では、仕事で知り合った方とプライベートでも仲良くさせていただく機会がだんだんと増えてきました。大学時代までの友人とはまた違い、仕事にもつながるお付き合いというのが新鮮で、「仕事とプライベートを分けない暮らし方」を今は心地よく感じるので、今後も仕事を通じた出会いを大切にしていきたいなと思っています。将来的には地域ぐるみでお付き合いできるような、カフェ併設司法書士事務所とかできると良いな、と夢見ています。

コーヒーを飲みながら専門職と人生プランの設計ができるカフェ、いかがですか?

確固たる「自分の武器」を身につける

転職にしても、個人で事業を営むにしてもそうですが、「〇〇と言えば△△さん」と名前を思い浮かべてもらえるようになると、非常に強力な武器になると考えています。
どういったことを自分の武器とするかは容易には決まらないですが、今のところのプランは、【個人法務(相続手続き・遺言書作成支援・財産管理など)に軸足を置きながら、企業法務、法定後見の知見をも深めることにより「資産管理のプロフェッショナル」を目指す】としています。
そこにコミュニケーション力と包容力(いずれもストレングスファインダーで上位3位以内、司法書士業界では少数派かも)をかけ合わせれば、オリジナルの強みを生かしたサービスを生み出せるのではないか?と考えています。

今の時代、税金の負担が重くなる一方で長生きする可能性は年々高まっており、「より良く生きる」ことと「資産管理(資産形成・資産防衛)」(、また前提としての「どう生きたいかという構想」)とは切っても切れない関係になってきていると感じます。
5月から新しい職場になっておりますので、まずは個人法務分野で専門性を身につけるべく、研鑽を積んでいきます。

仲間と出会うために

元々、私は自分の考えを発信することはあまり得意な方ではありません。
自分の視野が狭いのは承知していますし、人の考えはそれぞれなのに、浅い考えを発信して誰かを不快にさせたらどうしよう、と心配になるからです。
けれど、発信しなければ、似た考えをお持ちの方と繋がる機会もなく、共感してもらえることもありません。
実際、まだ数本しか書けていないnoteですが、コメントをいただけたり、興味関心が近い(と思われる)方からフォローいただけたりして、発信することの価値をしみじみと感じています。

これからもなるべく更新頻度を上げて発信していきたいと思いますので、どうかお付き合いいただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。





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