営業からデータアナリスト?に転身した人の話~退職エントリー~
与太記事第3段。過去の退職エントリー?をまとめてみました。
思考編と内容が被るところもありますが。。まぁそこは気にせずに書いていきます。
では、退職エントリー編、スタート。
1社目:リサーチ会社
新卒で初めて入った会社でしたが、3年目に突入する直前という少し早いタイミングで出ていくことを決意しました。
転職を決意したポイントは以下でした。
ポイント
①:自分の提供したものが役に立ってるのかがわからなくなってしまった
②:何か別の方法で役に立つことができるんじゃないか
番外:辞めた当時のことを今振り返ってみて。。
①:自分の提供したものが役に立ってるのかがわからなくなってしまった
クライアントの役に立つかどうかなんて、クライアントが決めることなので、
こちらが気にしたところでどうしようもない点ではあります。
とはいえ、自分が提供したものがどういう風に使われて、どういう風に役に立ったのかはどうしても気になるものです。
ある案件でデータを提供し、戦略として取り得る方向性まで考察して提供するというものがあったのですが、蓋を開けたら最初から商品のクローズためのデータ収集をしており、こちらが考察した結果とは全く違う形で戦略の中に当てはめ込まれていると言う案件がありました。
元々クローズが規定路線だったとはいえ、自分が提供したデータがある商品が消えるきっかけに一つになったことと、それ以上に商品をなんとか伸ばすために考えて出したストーリーが向こうにとっては全く不要なものだったことが結構ショックで「oh...」となったのを今でも覚えています。
今思えば、これが転職を検討する最初のきっかけでした。
②:何か別の方法で役に立つことができるんじゃないか
そんな訳でこの経験以降、データサプライヤー以上のバリューを相手に感じて欲しい、もっと戦略に入り込みたい、と言う自分の意思が少しずつ強くなっていきます。今提供しているデータもどう使われているかわからないどう役に立ったのか、あるいは全く役に立たなかったのか、と言うブラックボックス感のむず痒さを解消するためにもっと近くで戦略や事業としての方向性を見たい知りたいという考えが強くなりました。
一応、自分にはなんちゃって()分析スキルがあったので、そちらを使って、インハウスに近いところで分析をしたいという発想になっていきます。※1
番外:辞めた当時のことを今振り返ってみて。。
結構やめるまでに数々の話し合いを経て辞めることになったので、自分が本当に何がしたいのかを整理するのにメチャクチャ時間をいただけたのは非常にありがたかったなぁと思います。当時、アホなりになんで辞めるのかとなんで次の会社に行くのかをまとめて、決して綺麗とは言えませんがそれなりに自分の考えをまとめて話をさせてもらえたのは非常にいい経験になりました。
次の会社でも結局ここで考えていたことを考え続けた末、また別の考えに至って現在の会社にご縁があったので、多分今のところ1社目での経験が自分の礎になっているんだなぁ、と改めてつくづく思った次第でした。。
2社目:データ分析系ベンチャー企業
2社目はたまたま拾ってもらったデータ分析のベンチャー企業でした。
ここでの転職を決意したポイントは以下です。
ポイント
①:分析は楽しいけどもやること前と変わってなくない?
②:自分が実現したいことってなんだ?
③:可処分時間をどうにかして増やしたい
①:分析は楽しいけどもやること前と変わってなくない?
結局、プロジェクトの初期から分析担当としてインハウスのデータ分析支援をしたり常駐をしたりすることはできたものの肝心の事業戦略や意思決定に関わることができず、ブラックボックスはブラックボックスのまま仕事に携わることになってしまいました。前職のデータサプライヤー的なスポットでの関わり方とは異なり、長期間同じプロジェクトに入り込むので、事業戦略や意思決定との距離感は縮まったものの、ここでもモヤモヤ感を抱えることになってしまいました。
②:自分が実現したいことってなんだ?
そんな中で前職時代から色々自分のしたいことや、実現したい世界が何かということをボンヤリと改めて考えるようになります。自分がモヤモヤを感じているのは意思決定に携われない部分でもあったんですが、そもそも自分が本当にやりたいことが事業戦略の支援や意思決定の補助なのかという疑問にぶち当たります。※2
通常何らかの意思決定の先には社会に対して、何か影響を与えることが待っているはずで、もともと自分が社会に対して何か影響を与えたいという発想はなかったのですが、事業戦略や意思決定の先にあるものに対して興味を持つように変わっていきました。
③:可処分時間をどうにかして増やしたい
最終的に自分は事業戦略や意思決定を通して、人の可処分時間を増やしたいという発想に行き着きました。
この発想に行き着いたのは、自分自身が社会人になって色々知らないことやわかっていないことが多すぎたことと、それらを知る機会や時間はたくさんあったはずなのに、それに気づかずに今まで時間を無駄に過ごしてしまっていたという、自分自身の後悔が一番大きい要因になっています。
可処分時間が増えれば自分自身で何かを学ぶ時間や余裕ができるはずで、何かを学ぶことによって、自分のように何かに気づくきっかけ※4ができれないいなと思ったことと、自分のように時間を無駄にしたという後悔をする人をできる限り減らしたいという気持ちが芽生えたことで人の可処分時間を増やすということをを自分の仕事の中で一番大事な目的に据えるようになりました。
上記の目的を達成するには何らかプロダクトを持っており、それを通して人に対して何か可処分時間を増やすための手助けをする必要があるという風に考えるようになり、事業会社それもtoCのプロダクトを持っている企業に転職しました。
今の携わらせていただいている事業は可処分時間を増やすことができるプロダクトであるという確信があるので、微力ながら貢献できることを見つけながら少しずつ自分の目指す世界観を目指せるプロダクトにもしていければいいなぁと思い仕事をしている次第です。
最後に
最近はまた発想が少し変わってきていて、可処分時間を増やすだけでは、人の後悔は減らすことができないのではないかと思い始めてきています。
そもそも、自分が後悔を感じるようになったのは以下の体験がきっかけでした。
・この時間を無駄にしたという後悔は自分自身が一番最初に勤めた会社の同じ部署の同期の中で一番仕事ができなかった
・その中で優秀な人間に囲まれて、その人たちの思想や姿勢に触発されて自分ができることや社会に対して貢献できることは何かということを考えるように変わった
結局、今振り返ると上記のような実体験が今の思想の大きな要因になっているので、可処分時間が増えただけでは時間の使い方や考え方は変わらず、人の考えを変えるような強烈な実体験とその体験の質が重要ではないかと考えるようになってきました。
なので、最近は時間×体験の質を最大化※3できるようになりたいなぁとボンヤリ考えています。※4
次は可処分時間と体験の質の最大化について書いてみようかなーと思ったりしているので、気が向いたらまた更新します。では、長文駄文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!※5
※1:結局ここでは分析したいことしか考えていなかったなと反省
※2:ようやくここで自分のしたいことではなく、どうやって社会に何か影響を与えることができるかという発想に変わった、気づくのに時間がかかりすぎてまた後悔。。
※3:何を持って最大化なのかは自分でもよくわかっていない
※4:そして、その手段が何なのか、そもそもそんなことができるのかということをもう少し考えないといけない
※5:前回、前々回と内容が被ってきてて段々雑になってきている気がするので内容もうちょっと精査する、あと全然退職エントリーになってなくて笑える
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