東京でも熊本のアレを食える。(後編)
どうも。
東京(関東)で食べられる熊本(九州全域)の食を探してみました。
前編はコチラ。
■ピエトロ
福岡に本店を構えるレストランチェーン「ピエトロ」。
ドレッシングは割と有名なのでは?野菜嫌いだった僕も、ピエトロドレッシングで克服できたぐらい万能な子です!しかし、ピエトロはそもそも「パスタレストラン」なのです。
子供の頃はよく連れてってもらったものですが、東京都内にもピエトロはあります。
やってきたのはJR三鷹駅から徒歩15分ほどの「ピエトロバルコーネ武蔵野店」。
サラダバーのあるピエトロに来たのは初めてです。
しかも、12種類のピエトロドレッシングもかけ放題!12種類分もサラダを食べれるだろうか・・・嬉しい悲鳴です。
玄関では、おなじみのピエトロおじさんがお出迎えです。
・・・サラッと「ピエトロおじさん」と書きましたが、今の今まで勝手にこのキャラクターのことを「ピエトロおじさん」と呼んでいたところ、どうやら公式名称らしいです。特に名前ないの?!
そういえば、ピエトロおじさんっていつも気持ちよさそうに歌ってそうなポーズだけど、何歌ってるんですかね。
吉幾三「酒よ」かな。
パスタとサラダバーのセットを注文しました。
子供の頃によく注文していた、あさりとベーコンのしょうゆソースパスタ。変わらない味に感激です。
気になるサラダバーは、どのドレッシングもおいしいんですが、さすがに12種類は制覇できず・・・。
ポテサラ+レタス+フライドコンビーフにノーマルのピエトロドレッシングをかけたものが最強でした。
サラダバーにはフルーツのコーナーもあって、黄桃、白桃パインなど色んなフルーツがあったんですが、どうしてもこの赤いフルーツが何かわからず、ネットで色々調べても出て来なくて、これを書いている今もモヤモヤ。
絶対に今まで食べたことはあるんだけど、全然名前が出てこない。酸味はなくて、食感は割とかためでサクッとしてるんです。
このフルーツ何なんだろう・・・。
■太平燕(中国酒家 獏)
太平燕(タイピーエン)、ご存知ですか?平たく言うと「はるさめスープ」なんですが、どうしたものかこれが熊本のご当地グルメなのです。
浜松町の中華料理店「獏」にあるようです。
壁にはデカデカと太平燕の文字が。
場所も真ん中だし、オススメの中のオススメ・・・なのかも。
ランチメニューにもちゃんとありました。
他の日替わり定食より100円高いです。いつものランチよりちょっとグレードを上げてまで食べたい太平燕、これは期待できます。
太平燕って給食でよく食べていたイメージがあるので、わざわざ店にまで行って食べるという感覚があまりないので、ちょっと不思議な感じです。
うまそー。
給食には、揚げた卵はなかったかも。
美味い・・・。
あっさりなのにコクがあるスープ。何より具だくさんなのが嬉しいです。
運ばれてきた時にはカチカチに凍っていたライチ。
■うまかっちゃん(ハウス食品)
九州ご当地袋麺の「うまかっちゃん」、なんと東京でも買えちゃうんです。
近所のドンキにありました。
なんと4種類も!
地元のスーパーでもこんなに豊富に置いてあったかな・・・と思うぐらい。
当然、熊本のバージョンをチョイス。
「当然」と誇らしげに書いてみましたが、単純に食べたことが無かったので買いたかっただけです。
マー油の香りが食欲を誘います。
うまい。
マー油が結構な大役で、(今回は画的に紅ショウガと焼豚を乗せましたが・・・)具がなかったとしても味に寂しさがない!クセになりそう。
■桂花ラーメン
東京の人が知っている熊本ラーメンといえば、「桂花ラーメン」ではないでしょうか。
だって、都心のあらゆるところに店舗がありますから。
特に新宿は桂花の密集地帯(計4店舗)で、今回ボクが訪れたのも新宿の「新宿ふぁんてん店」です。
この30mほど先にもなぜか店舗(新宿 東口駅店)があるので変な感覚です。
まぁ、ローソンの隣にローソンができても違和感のない時代ですし、この問題についてはそっとしておきましょう。
ボクが好きなのは太肉麺(ターローメン)。
この生キャベツのあっさりとスープのこってりとが合わさる感じが好きではあるんですが、キャベツのせいでスープが冷めやすいのが玉にキズです。
・・・とここまでエラそうに語っておきながら大変恐縮ですが、実はボクが桂花ラーメンを初めて食べたのは上京後のこと。
なので、桂花を食して故郷を感じることはあまりないんですが・・・ウマいので問題ナシ!にしてもれんげが異様に熱い。長く持てない。
■馬もつ煮込み(九州ダイニング さくらみち)
だいたい居酒屋で「もつ煮込み」を頼めば、煮込んだ豚のホルモンが出てくると思うんですが、ボクが食べたいのは「馬もつ煮込み」。
熊本で馬肉を取り扱っている居酒屋なら大体あるメニューです。というワケで、九州料理の居酒屋にやってきました。
馬もつ煮込みを食べたことのない人の反応も知りたかったので、この人と一緒です。
デイリーポータルZ・ライターの江ノ島さん。この日の江ノ島さんはお腹を空かせていたらしく、お通しを食べるにもアクティブが過ぎてなかなかピントが合っていません。
もつ煮込み到着。
あー、もう見た目がズルいよー。絶対うまいに決まってる。
馬もつを頬張る江ノ島さん。
江ノ島さん「うまい!うまい!」ってずっと言ってるけど、お腹空いてりゃ何でもうまいのでは?って思いながらも、ご覧の通り、モツを吸うように食べているのでやっぱりうまいんでしょう。写真は嘘をつかない。
馬刺しも頼んじゃいました。
馬の形のニンジンがカワイイ!
赤身は食べたことがあるボクも、「タテガミ」と呼ばれる部位は初めて。
江ノ島:タテガミって馬のどこの部分?
ナンセンス:タテガミって言うぐらいだから、頭皮ですかね?
江ノ島:人間だったら一番食べたくない部分ですね。
・・・みたいな話をしながらも、タテガミ独特の食感を楽しみました。(※非常においしかったですよ!)
ちょっと変わり種ですが、「馬肉ソーセージ」も頼んでみました。
せっかく馬肉ソーセージを頼んだのに、料理が到着するなり先にポテトに手を付けて、ハジけるような熱さに悶える江ノ島さん。
先にポテト食っちゃうからバチ当たったんですよ。
馬肉ソーセージは、普通のいわゆるソーセージより脂身が少なく、馬肉独特のコクがあって超絶品。
帰り道では、お互い言い聞かせるように「来てよかった。来てよかった。」を二人で連発する程、馬肉を満喫しました。
ザッと「東京でも食える熊本のアレ」を計10選ご紹介しましたが、いかがでしょう。
もしかしたら、熊本(九州)のモノだと知らずに食べていたモノもあったのでは?
熊本を思い出してちょっと寂しくなった上京組のアナタも、熊本グルメに興味を持ったアナタも、食してみてはどうでしょう。
「まだまだ他にも東京近郊で食べられる熊本のアレありますよ!」という情報もお待ちしてます。
ちなみに僕が今回探せそうで探しきれなかったものは以下のモノです。
●ムース(ロイヤル食品)・・・セブンイレブンでみかけた時期があったかも?
●ポテトチップス 九州しょうゆ味(カルビー)・・・これもセブンのキャンペーンで最近[※2016年春]みかけたかも?
●焼豚ラーメン(サンポー)・・・ラーメン店とのコラボカップ麺はローソンで売ってますが、純粋な「焼豚ラーメン」を探しています。
●アベックラーメン(五木食品)・・・ダイエー[※イオン]の店舗によっては売ってるところもあるとかないとか。
●御飯の友(フタバ)・・・何年か前までイトーヨーカドーにはあったような気もします。
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