年初の恒例、相田みつを美術館
毎年年初に、『相田みつを美術館』を訪れることにしています。
何ら特別なことが書かれている訳ではないのですが、
常設展で、基本的に展示されている内容が変わらないからこそ、もし気になる展示が変わるなら、それは自分が変わったことだな。
そう思って、足を運ぶようになってから、かれこれ5年目?になります。
相田みつをの人物像
そもそも「名前は聞いたことがある気がするけど、どんな人...??」ということが多いと思うので、困った時はこちら。
wikipedia:相田みつを
『逢』の1文字のために、何百枚何千枚と書いたという話や、一部の方からは本来詩は難解であるべきと酷評を受けるなど、”にんげんだもの” = 相田みつをの裏にも、色々なストーリーがありそうです。
何より、詩を見ていると、仏教の影響が大きいのかな...と感じることが多く、処世訓と言われるのも無理ないなと。
相田は書の最高峰のひとつとされる毎日書道展に1954年から7年連続入選するなど、技巧派の書家として出発。
専門家でなければ理解しにくい書のあり方に疑問を抱き、「書」と「詩」の高次元での融合を目指すようになり、三十歳のころ、独特の書体で、短く平易な自らの言葉を書く作風を確立。
1984年、詩集『にんげんだもの』出版が契機となり、広く知られるようになった。『にんげんだもの』はその後ミリオンセラーとなり、つづく第2詩集の『おかげさん』(1987年)も約25万部のベストセラー、地位を確立した。
いざ有楽町へ
『相田みつを美術館』は、有楽町フォーラムのB1Fにあります。
中はこんな感じ。
B2Fは就活などのイベントで使われることが多いようですが、B1Fでもイベント的に展示会が行われていました。
そして到着
エントランスへ。
一般800円、無料ロッカーあり。会場内はそこまで広い訳ではないので、30 ~ 60分で回れちゃいます。休日の昼すぎはぱらぱらと人がいました。
比較的年齢が高い方が多め。
中に入ると、このような廊下が。
そーっと抜けて、展示がある場所まで行きます。
中は写真撮影不可なので、唯一取れる写真を笑
このような書と、相田みつをさんの息子 相田一人(=相田みつを美術館の館長さん)解説?が数部屋に渡って展示されています。
書を一部紹介
相田一人さんが書いていましたが、相田みつをさんのものを活字で読んだけでは「うんそうだよね」となるだけで
やはり実際に書かれた文字をみて、そこから伝わるパワーを感じて欲しい。そう書かれていました。
また来年何に目が止まるか楽しみ。