卒業を迎えて
前章でもお伝えしたように
小学校生活の後半は厳しい環境で
過ごすことになりました。
それでも何人かの友達ができ、
息子の厳しい人選によって
選んだ友達は
本当に心根の優しい子ばかり。
人に対して敏感なため、
なかなか心を開きませんが、
その分、
見る目があるのかもしれません。
そんな息子も卒業を迎えます。
水中カメラマンになりたい
ブラックマンタに出会ってから
魚好きになった息子は、
保育園の頃から、
将来は水中カメラマンになって
新種を見つけたい!と
話していました。
写真に自分の描いた絵と
説明を添えて
オリジナルの図鑑や
写真集を作りたいそうです。
卒業文集では、
水中カメラマンになりたいという
将来の夢を語っています。
国語も作文も苦手で、
テストの点数も
目も当てられないありさまですが
卒業文集のために書いた
将来の夢には驚嘆しました。
本当に息子の文だろうか???
と、疑ってしまい、
担任の先生に伺ったくらいです。
興味を持っているものと
そうでないものの
ギャップが激しいのは、
障害のせいだったのかなと
今ではそう解釈しています。
ここで、小学生までの出来事は終わりです。
次章からは、中学生になり、
発達障害が分かり、思春期に入った息子の
変化を書いていこうと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。