
【発達障害と向き合うブログ】#01「早生まれだから」を信じ続けた12年間|何も気づかなかった時期|
早生まれだからできなくて当然!?
保育園の頃から、
何かとズレていた息子。
お遊戯会や運動会でも
タイミングが合わず
みんなより一歩遅れていたり、
違う方を向いては
トンチンカンな動きをする
ことが多かったため、
お世話好きな女の子や
兄弟の多いしっかり者の男の子などに
いつも助けられていました。
「うちの子、全然ダメだなぁ」と
嘆く私に、周囲は、
「早生まれだから仕方ないよ」と。

そう、息子は1月生まれ。
「早生まれは、みんなと
1年近く違う場合もあるし、
男の子は何でも遅いって言うしね!
そのうちにできるようになるよ」
という、温かい言葉に励まされ、
ちょっとズレてるぐらいが可愛いかな?と
前向きに受け止めることにしました。
大丈夫!きっと、
小学生になれば、
みんなと同じようにできるはず!
小さい頃から手がかからず、
癇癪を起こすこともなく、
大好きな毛布があれば
すぐに寝てしまうような
穏やかな性格で、
1人で勝手にどこかへ行って
しまうような多動な部分もなく、
のんびりマイペース。
鈍臭い分、
愛されるキャラクター
だったので、
むしろそのままでいいと
思っていました。
この頃は「発達障害」という
言葉すら浮かばず、
この「早生まれだから」
という言葉を信じ、
私は息子が中学生になるまで
放っておいてしまったのです。