リキ日記_2枚目
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
リキにとって、厳しい冬の寒さと、うだるような夏の暑さを乗り超えることは、生き延びるための大きな課題である。
今は、まだ、冬の終わり。3月に入ったとはいえ、まだまだ朝晩は、寒い。ただ、恵まれているのは、私が住んでいる地域は、首都圏では比較的寒い地域ではあるが、それほど極寒ではない。
夏にしても、かなり暑くなるが、都心のコンクリートジャングルに比べれば、2℃ほど低い。これも、酷暑ではあるが、極暑ではない。
さて、まだ、春の過ごしやすい季節ではないので、寒さを考慮していくべき時期なのであるが、以前にも書いたが、この異常な物価高のご時世。エアコンの新調については、家族会議で稟議完了目前にして子供達の指摘で頓挫し。15年以上前の省エネタイプではないタイプゆえ、その稼働を、随分気を使ってやらざるを得ない中で、リキのケージ、あるいは巣箱の保温は、ひとえに、シートヒーターに任せられているのであるが、それが、これである。
だが、すっかり忘れていたことがあった。それは、もうひとつ、シートヒーターがあったのである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
この小さいやつを、巣箱の屋根に貼ってタイマーで管理すれば、巣箱室内は少なくとも、保温状態がより良かったのではないのか?
うむ。言う通りだ。だが、この冬の対策としては、気付くのが遅かったな。まあ、来年、考えよう。
「来年」も、遅きにすぎるとは思ったものの、家内の常套文句の「来世」わりはましだと思い、家内に面白おかしくこの事実を伝えようとふと、ソファーを振り返ると、静かに、空のソファーが笑っていた。
家内は、あるプロジェクトに参画していて。都心のホテルで泊まり込みで仕事をしている。
そろそろ、あと少しで家内が帰ってくるはずである。それまでに、マッサージの腕を落とさないように、シミュレーションのために、エアマッサージをして訓練しておかねばなるまい。
昼間のやりとりの様子では、家内は、元気なようである。
家内が元気だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
磯貝さんは、スイーツ好きでもある。この、上に貼り付けた記事のように、日頃撮り溜めたスイーツの写真を、ときに、洪水のように貼り付けて記事を投稿される。それを夜更けに読んだ私は、急にお腹が空いてきて、食欲のままに、深夜のコンビニに買い出しに行くという、良からぬ脳内コントロールを受けてしまうのである。磯貝さんの、思う壺である。
独特の磯貝ワールドを創出するクリエイターとは思えない、ちょっと可愛い所業である。ここがまた、好きなのである。
だが、一番注目すべきは。こういうスイーツを食べながら、磯貝さんは、身体をきちんと鍛えている。私も、いずれは、こういう境地に踏み込んでみたいものだと思っている。これは、ささやかな、生きている間に達成したい夢のひとつである。
この土曜日、てるとさんの出店している展示会に行ってきた。絵皿とミニチュア花器を手に入れたいと思っていたのだが、気に入ったものを手に入れられたので、私としては満足である。
てるとさんの毎日の奮闘を、リアルな作品として拝見できて、すごく嬉しい時間だった。記事と作品との連動。なんとも言えない満足感がある。
私は、14時ちょっと前に入ったのだが、ちょうど指ろくろで実演が始まっていて。それもあり、作品を見ている人、購入の人などで、黒山の人だかりだった。ちょっと、感動した。
ミニチュア花器も、まずまず、揃ってきた。そろそろ、整理してこれを収納するものを考えたいと思っている。ここのところは、今は検討で。また、記事に少し書けるようにまで、してみたいものだと思っている。
てるとさんのドライフラワーで、ミニチュア生け花のコーナーがあった。コリキを連れていくのを忘れていて。今回の写真は、コリキ無しの、ショットになった。
また、夏、京王百貨店で、てるとさんと、その作品たちに会うのを、楽しみにしている。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。