宿題
去年、アドベントカレンダーの話を少し記事にした。
そして、こういう、毎日きちんとやっていくのが苦手で、クリスマスまでに12月25日のところが開かない、辿り着かないと書いたまんまにしていた。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジはいつも、放りっぱなしの締め知らずだ。
ま、そういう性格だし。
だが。
この紅茶、かなり高価で、しかも美味しいということが飲んでいるうちにわかってきて。
飲み続けたのだ。この、1月の12日までかけて。
そして……。
これを知ったさっちゃん(注)1がM(注2)に報告したのだ。
「コジくんがさぁ、生まれて初めてやり切ったのよ!物事の継続ってヤツを」
なんのはなしですか。
また、こうも付け加えた。
「ちゃんと味わって飲んだ?」
さっちゃんが言うに。ラベルをきちんと見て、味わい、感謝して飲むようにとのことだった。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
今年の宿題だな。
そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。
コジくん、マッサー(注3)最近気合が入ってないよね。倍返しね、今日は。
……。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
(注1)さっちゃんとは、家内のことである。我が家の実質の最高権力者なので、別名、女王陛下という呼び名もある。
(注2)Mとは、長女のことである。私にはかなりキツいが。根は、優しい子である。
(注3)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。