高級
家内がプロジェクトに参画している時期に、都内のホテルに泊まりこみをして暮らしているのは、夜遅くまで仕事をしたり、朝早くから仕事があったりという生活リズムの不規則性と、部屋での持ち帰り仕事が多いからという、2つの理由があるからなのである。
そのプロジェクトが終わり、ホテルを撤収して家に持ち帰ってくるもの中には、何某かのお土産物があったりする。
その中で一番多いのは、高級な部類のコーヒーである。
ミーティングルームなどで大量に準備しているものの、みんな時間が無くてそれほど使わないらしい。そういうものを、持ち帰ってきてくれるのである。
そのコーヒーが、私にとってはたいそう高価なものなのである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
やはりここでも、さっちゃん(注1)様々だな。
今、家に、かなりの量がある。試しに、淹れてみた。
なんとも言えぬ香り。これこそ、コーヒーだ。私は、ほんとうに安もののコーヒーしか家では飲んだことがない。
何とも言えぬ香り漂い、寛いで、そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。
世の中、持ちつ、持たれつ。いや、コジくんは、私の過酷な労働の上に、胡座をかいてはいない?
……。
なんのはなしです珈。
いや、ここは、素直に倍返しのミッションをこなそう。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
■追記■
以前、私も参加していた、ヤスさんの企画の66日ライティングランニング。実は、第二弾が発動することが決定した。
66日続ければ、それはその人の習慣となるらしい。
今回の企画は、ちょっと変更点がある。スタート日とゴール日が決まっている。途中参加は不可なのである。だから、事前に広く告知が必要だということで。私もヤスさんの片棒を担ぐことにした。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、参加するかどうかわからないけれどね。「追放」って、コジ、ビビりだもんね。笑
概要は、以下の通り。
無事完走したら、完走者しか入れないマガジンへの招待がくるはずだ。さあ、みんなでこの、66日ライランに参加してみよう。