リキ日記_追加
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
今までまったくと言っていいほど砂場で糞をしなかったリキが、最近、砂場で糞をするようになった。もともと、砂場でトイレをしてもらい、ほかの場所はきれいにしてくれたらなんて淡い期待を寄せて作った砂場だが、その役目をほとんどしていなかったわけである。
ただ、最近、砂場にするようになったのだが、そのほかのところにも、糞をする。一番するのは、回し車の周辺で。ここが、リキのトイレになる。
毎日の小掃除は、回し車の周辺をやっておけばよかったのだが、砂場もするようになった。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
まあ、仕方ないよ。動物だから。
だがひとつ、困ったことが起きてきた。2年以上前の記事で、私は、この砂は、ほぼ永遠に変えることは無い。100年分くらいの量に相当するなどと暢気なことを書いたのだが。それは、撤回せざるを得ず。いずれ近いうちに、追加購入をせねばなるまい。
そんなこんなを家内と語らおうとして振り向くと、家内が笑って足を指さしていた。
コジくん、リキは、愛すべき小動物だから。何をしても、文句は言わないのよ。
はい。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
主人公は、「あれ」が見えるのが脳の障害か病気だと考えて検査に行こうとするというのが、この8話のストーリーである。
私は、妖怪好きだが、妖怪を見たこともないし、不思議な体験をしたことなど一度たりとも無い。
自分は、特別な人間では無いのだと、ずっと思って生きている。
てるとさんは、いろいろな工夫をして、アイデアを捻り出して新たな創作をしていく。これを私は、てるとさんのチャレンジストーリーと言っているのだが、これが毎日のように、実に、私に勇気を与えてくれる。
そして、てるとさんは、ものを大切にする。「貧乏魂」なんてご本人は言っているが、決してそんなことはなくて。究極の工夫なんだと思うのである。
ねこのイラストが可愛い。目が、可愛い。リキのイラストを4枚も描いてもらっていて。これが実に可愛くて、カバー画像に使わせてもらっている。
いわのりさんも、クリエイターで。本職をしつつ、趣味で創作をされている。そんななかで作られる作品。
この世には、クリエーターとしての才能を持ち合わせた人がいるものなんだとつくづく、思わされる。
リキのイラストは、これからも使わせて頂こうと思う。家内もとても気に入っている。過保護なジジ、ババには、至極の喜びである。