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枕カバー
以前、こんな記事を書いた。
そして、いろいろなアドバイスを頂いた。綻びを繕えど繕えど、穴は次々に開いてきて。家内は、それを見かねて、こう、言った。
もう、新しい枕、買ったら?
私は、でも、なかなかその気にはならず。コメント欄での、ベストアドバイスの、枕カバーを買うことを実行しようと画策しようとしていた。だが、なかなか、寝具売り場に足が向かず。忙しさも手伝って、なかなか手に入れることができなかった。
さらに、家内が、言うのである。
もしも、買うなら。高くないものを、ね。100均に、あるんじゃない?
これも、少しプレッシャーに、なっていた。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
たかが、枕カバー。されど、悩みは、深く。
枕カバーの、条件は、たったひとつ。チャックがついていて。中から、パイプがこぼれ落ちないもの。
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それを、とうとう、手に入れたのだ。
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意気揚々と、手に入れたことを家内に、LINEで報告すると、こういうコメントが、返ってきた。
洗濯したほうが、いいよ
あわせて、長女からも、言われた。
コジくん、洗濯しな。
私は、素直に2人の言うことを聞き、即座に洗濯した。
その夜から、快適に、パイプのこぼれ落ちない枕として、私の安眠を支えてくれている。
ところで。この枕、名前は……。いや、今日は、やめておこう。ながた師範とのぼる師匠に笑われてしまうから。
そんなこんなを、語らおうかと後ろを振り返ると、空のソファーが、静かに笑っていた。
家内は、仕事上のあるプロジェクトで。都心のホテルに、泊まり込んでいる。
昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。
家内が元気だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。