弁
家の家電。一気に買い、寿命も一気に来て、困る時がある。我が家の今が、その、困った時期なのである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
昨日の記事、中身が薄い割に、長かったね。
うむ。今日は反省して、少し抑えよう。
私は、身の回りの、よく使う、大切なものには名前をつける。我が家の洗濯機には、洗太郎という名前がついている。
まんまじゃないかと、お叱りを受けそうだが。そうなのだ。なんの捻りも入れずに、ストレート。洗太郎と名付けた。
ついこの前だ。洗濯機を回している際。ポロっと槽のまんなかのキャップがはずれてしまい。いよいよ、洗太郎ともお別れかと覚悟したのだが、修理屋さんの機転で。ガムテープ対応をしていくことで問題ないことが判明し、ほっと胸をなで下ろした。
ところが。これも、4月の中旬くらいに。家内が、まだ、プロジェクトに参画していて、家をあけている時期に。急に長女が言い出した。
この洗濯機。タイマーが35分のまんま、先に進まないよ。
洗太郎、どうした?
え?洗太郎?なに、それ?
洗太郎だよ。洗濯機の洗太郎。
えー、キモっ。
確かに、35分から先に進まない。そして一度電源を切り、最初からやり直すと、なんとかまわっていき、少し長時間かかったが、洗濯が完了した。
ところが何度となくそんなこと続き。家内が帰ってきてから、家内が観察していると、どうも、水が出ていないということに気づいた。
修理屋さんを呼び。見てもらうと、入水側の弁が壊れているので、水の入りが鈍いことが判明した。
修理屋さんは、やっぱりその部品をもっていて。たまたま、まだ、倉庫に在庫があったそうだ。私は即座に、食洗機のシュッ太郎のときと同様に、現役続行の口上を述べ、修理屋さんにも理解してもらい、快く修理をしてもらった。
修理屋さんは、支払い手続きが完了し、試運転をしながら我が家を去るときに、言った。
ちなみに、修理屋さんは、食洗機の時とは、別の人だ。
心臓部のモーターの音は、まだ、いい音をして、回っていますね。
夜、ソファーに座って。
洗太郎っていう名前にしたの、覚えてる?
家内に言うと。家内からは、こう、返ってきた。
名前はいいから、手を動かそうか。
シュッ太郎も、洗太郎も、心臓部のモーターは、まだ、いけそうだ。ちょっぴりだけ、心が、元気になった。
マッサージをすると、家内は、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?