リキ日記_黒点
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
毎朝、リキのケージの暗幕を開けて、1枚の写真を撮る。
最近、朝日が昇る時刻がどんどん遅くなってきていて。その写真がなかなか上手くとれない。でも、撮れない中でも、いろいろ観察する。
リキが、糞尿をきちんとしているか。エサは、どれくらい食べているか。
家内も、ケージを覗き込んで、同じような観察をし、キチンとトイレをしていたら褒め、エサを食べていたら褒めている。
過保護なジジババなのである。
今朝は、エサ皿に黒い点があり、ひょっとしたら糞が紛れ込んでいるんじゃないかと私に声掛けがあった。
エサ皿を取り上げて確認して見ると、それは、虫だった。乾燥ミルワームに混じって、時々、成虫が混じっている。リキは、あまりそれを好まないようで、食べ残すのである。
そしてもしも、それが糞ならば、それを取り除き、エサ皿を洗ってエサを入れ替える。それをしないとリキは糞が入ってしまえば食べないので、エサの量が少なくなってしまうという事態に陥るからである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
朝の観察は、大切だね。
うむ。
リキの、そんなこんなを家内と会話しようとして、後ろを向いたら。
ソファーで、さっちゃんが、足を指さして笑っていた。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
磯貝さんの作品、「Watcher」だが、出てくる「あれ」は、得体の知れない存在なのだ。
私は、妖怪が好きである。得体が知れないものへの畏怖。そして、それを想像してしまう心理。いつも出発点は、自分自身の心だ。そういうことを、妖怪や「Watcher」は、思い起こさせてくれる。
「Watcher」、28作品ある。また、初めから、読み返してみても良いなと思いついた。
てるとさんは、いろいろ工夫されている。道具、治具まで自作である。なぜならば、ミニチュア制作は普通よりももっと細かい特殊な作業を要するからである。
並々ならぬ努力を重ねていて。それを、隔日の投稿でさらりと披露してくれている。
てるとさんのチャレンジストーリーが、私の、朝の元気サプリになる。
いわのりさんも、ミニチュア好きである。恐らくご自宅には、たくさんのミニチュアがあり、賑やかなのだろうと想像する。
この額も、ミニチュアだそうで。私もこういうものが、大好きなのである。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。
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