リキ日記_予約制
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
リキの健診は、本来はゴールデンウィークあたりひ行くことにしていた。
ところがその頃、とにかく忙しくて。なかなか病院に行くことが出来ずにいた。
そうこうしているうちに、病院が完全予約制になっていることに気づき。また、そうこうしているうちに、ズルズルと夏の終わりになってしまった。
そして、文字通り、夏の終わり、8月の末にようやく予約を入れ、病院に行くことができた。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
本当は、リキのことを最優先に考えてあげる必要があるはずだが。
今回は、2年前の検診と同じく。リキが興奮して丸まって健診できなかったため、少し麻酔を吸わせてきちんと見てもらった。
2年前も麻酔をかけたことがあるが、まだリキが小さかったため、ちょっと影響があるか心配したが事なきを得て、何とか健診できて、問題も無く、良かったのだが、今回は今回で、問題なく健診でき。伸びた爪まで、サービスで、切ってもらった。
何とか、今回も何も問題なく終えた。
ほんとうに、良かった。
ハリネズミは、暑さにも寒さに弱い。だから外に連れ出すときには、暑くもなく寒くもない時期が良い。そうなると、ゴールデンウィークあたりが一番なのである。
来年からは、きちんとゴールデンウィークに健診にいくようにしようと思う。
また、それまでに、リキの極端な臆病な性格を、少しだけでも、何とかしたいものだとは思う。
リキは、臆病だと言われるハリネズミの中でも、相当臆病だと思われる。
どう、矯正しようか。
なんのはなしですか。
そんなこんなを家内と語らおうとして振り向くと、家内が足を指さして笑って言った。
リキの性格を直すよりも、そのコジくんの忙しいそうなのをどうにかしなきゃね。
……。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
異世界に飛ばされた「俺」いや、主人公サアは、どうにか元の世界に戻ろうと考えを巡らせる。
そして、異世界に飛ばされる前に会った男のことを絵に描く。
磯貝さんの作品は、絵は、個性的だが、文章も個性的である。そして発想がまた、個性的だ。
絵も描けるし文書も書ける。天は二物も三物も人に与えるのだと、羨ましくなる。
私は、みんふぉとをカバー画像にしている。これには少し時間をかけて、いろいろと考えて選んでいる。
キーワード検索で飛んで、画像を選ぶことが多い。
てるとさんの絵や写真が、「みんふぉと」にこれほど登録されているとは知らなかった。
今度、使わせて頂こうと思っている。
そして、この、白いトウキビ。かなり甘いらしい。そのまま生で食べても。
生きているうちにこれを食べるというのも、私の夢のひとつである。
「かまいたちの夜」という、ホラーのロールプレイングゲームがあるという。
かなりできが良くて。例えばヤスさんは、やったときにマジで怖くなったと記事に書かれていた。
私は、ホラーはあまり見ない、聴かない、読まない。それほどの興味が無いのである。
だが、一説には。ホラーを見、読み、聴き、書かないと、本当の喜劇は書けないのだそうだ。
そういうバランス感覚が、いわのりさんにも、磯貝さんにも、てるとさんにも、あるような気がする。