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ワンカップ

夏前。我が家にはお酒がたくさんあって、飲みきれないという記事を書いた気がする。

あの時は、余裕だったのだ。何も問題がなかった。お酒の供給について。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

まして、ダイエットしているんだしな。減るわけ無いよな。ふつう。


だが、お酒は、知らぬ間に蒸発するのだ。

我が家は、好んで飲酒するのは、私ひとりだ。次女は、チューハイくらいならば、時々飲んだりする。が、今は、我が家から独立している。

だとするならば、飲むのは、私しかいない。


飲まずにいよう、飲まないでおこう。真面目にダイエットしよう。そうは思うのだが、なぜか、お酒は、蒸発する。


キリンのHomeTapもある。だが、週末に1リットルで。これじゃ足りない。

そしてよくよく考えれば、私は、日本酒が好きな、いわゆる、日本酒党だ。


無い無い、日本酒がない。我が家に、日本酒がないのである。


ついこの前、冷蔵庫を少し片付けようとしていて。その際、見つけたのだ。恐らく、長女が誰かにもらった、日本酒が。

れっきとした純米酒、旭山


長女に聞くまでもなく、これは、私のものだ。

だが。

量が少ない。カップを見て、ちょっと愕然とした。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

贅沢は言わないっ!


うむ。


カップをこの手に包んで、悦に入っていると、家内が、声をかけてきた。


なに、なに、コジくん、なんか、良いことあった?マッサージしながら、話してごらんよ。聞いてあげるから。



マッサージをすると、家内は、上機嫌になる。


家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。



だから。



これで、いいのだ。





■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。





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