1億円の免許【ショートショートnote_91/創作】
家内が私を追及するので、仕方なく、日曜日の夜に投稿するための、ショートショートの創作活動を、細々としている。
ショートショートノートカードゲームを使い、お題を家族に出してもらう。それをテーマに410字以内で、書く。
今回は、家内に、予めスマホのスロットアプリで選択していた以下の5枚から、お題を設定してもらった。
それでは、本編にまいりましょう。
家内のお題から。本編、「1億円の免許」、約410字を、どうぞ。
☆ ☆ ☆
ケイトは、家事から警護、戦闘までをこなすエージェント、国家一級メイドの免許を取ろうとしている。
父は有名な大富豪で。両親から勧められ、しぶしぶ承諾した。
訓練学校に2年間入れられる予定だった。だが父は、彼女がそこそこ耐えたら、1億円を出して免許を買うことを画策していた。
ところが。
彼女の教官はとても厳しく。しかし心優しく。淡々としてなおかつ、めちゃくちゃかっこいい教官で。世界最強、いや、宇宙史上最強だった。
講義を聴き、実戦を叩き込まれ、泣きながらついていくうちに心が変わり。体力も根性もつき。やがて、自らの意志で訓練にのめり込むようになった。
卒業式で。訓練学校にプロテロリスト集団が侵入したが、教官とケイトの二人のみの力で一瞬で制圧、確保した。
教官は名を語らない習わしになっていたのだが。免許交付のとき、小声で教えてくれた。
私の名はユナ。いつかどこかのミッションで会いましょう。
ケイトが手にした免許は、プライスレスだった。
☆ ☆ ☆
■追記1■
登場するユナは、どまんださんの作品からお借りした。
どまんださんは、何でも出来る人で。M&Aや経理・財務知識を素人にもわかりやすく作品にして教えてくれるし。文章がうまく、イラストも書ける。作品は、ちょっぴりエッチだが、そんなときは一時的にアカウント名が「どまんでかっぷ」に変わる。そんな、愛嬌のある人だ。
繋がりのある人には、みんなに、望む、何らかの賞などをとってほしいが。どまんださんも、そのうちのひとりである。
ユナがどんな人物で。どれくらい、本作が面白いかは、読んでからのお楽しみ。
1回の投稿の文字数が少なくて、凄く読みやすいのも、どまんださんの、読者への配慮なんだと思うのである。
■追記2■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。
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