リキ日記_うつろ
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
冬のあいだ、エアコンは暖房がほぼ効かないのでつけておらずリキのケージの保温は、ほぼ、巣箱の下に仕込んであるシートヒーターに頼っている。
そのせいか、リキのとる行動が、冬になってから、ちょっと変わってきている。
例えば、休むときの姿勢、向きである。
普通は、巣箱の奥に向いて寝る。監視カメラの方は向かないのだが、最近は、向いてベタンと寝そべり、うつらうつらしながら、寝たりする。
その時、なにを考えているのか、うつろな感じで目を閉じずに、じっとしていたりする。
リキは、もう、我が家に来てから5年目になる。すっかり大人だ。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
リキには、リキの生活、したいこと、幸せがあるんだろうなぁ。
そんなこんなを家内と語らおうとして振り向くと、家内が笑って足を指さして言った。
リキ、耄碌してきたんじゃない?
……。
家内は、時々、ドキッとして返せないようなことを言う。
何にしろ、夜のミッション発動だ。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
「あれ」が見えるから、「Watcher」。
今回の13話は12話の続きで。恋愛ものっぽい流れにもなっているが、あくまでも、「ぽい」で。
あくまでも、ストーリーは、淡々と進行していく。まるで、主人公には、心が無いかのように。
この磯貝ワールドの、テイストが好きだ。妖怪好きなので、一筋縄ではないものが、好きなのだ。文章も、絵も、作品も。
目の粗い土を使って、実用サイズの花器を作っているてるとさん。少しサイズが合わない理由を突き止め、すぐに修正する。
さすが、プロだ。
プロにこんな言い方をするのは大変失礼なのだが、工夫と閃きと、そして弛まぬ粘り。これを繰り返して数多の壁を乗り越えていく、チャレンジストーリー。大切な、私の元気サプリである。
プロクリエイトブラシとは、恐らくは、ドットとか図形などのパターンのことなんだろうと思う。私は、クリエイターではないのだが、なんとなくというレベルでわかる。
ただ、この記事のキモは、それをアップロードしようと四苦八苦したが、ご主人に聞くと瞬時に分かった、解決したということで。
何事も、先達はあらまほしき、というところであろうか。そういうシチュエーション、特にコンピューティングという側面で、山ほどあるような気がしていて。私のようなシニアがコンピュータと聞くと腰を引いてしまうのは、ここの部分なのだと思うのである。
noteの世界は、学びに満ちている。いわのりさんのお陰で、ひとつ、自問自答の種を得たような気がした。
■追記■9日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。
人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。
下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。
約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放
「追放」って…。まじかぁ…。
でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。
これで、後には引けない…
まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。