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警備員
少し前の記事に、私が、マンションの階段を一階ずつインターバルで上っていて。よく警備員さんに出くわすのだという話を投稿した。
私のように、階段を一気に上らないで、一階ずつ、西階段と東階段を交互に、フロア廊下をジグザグに移動しつつ上っている同志がいるということを聞いた警備員の人だが。
時々会うたびに仲良くなって、警備員としての仕事の難しさや厳しさを聞くことが出来た。
少し前、実は、我が家マンションは、館内全部の照明がLEDになったのである。
それによって、切れた電球を変える頻度が飛躍的に少なくなったと、喜んでいた。
一度切れると危ないので、すぐに交換せねばならず。警備員の人数も限られていて、ひとりで脚立に上り、交換していたのだという。
低い階は良いが、18階建てのマンションで。上の階に行けば行くほど、怖くて。命の危険を感じたという。
「警備員さんも、大変ですね」と、しみじみ言うと。
警備員さんは、
「そうなんですよ」と、
笑ってこたえてくれた。
あれからもう、1年近くが過ぎて。
警備員さんも、何人か交代で勤務しているようだが、彼をとんと見かけないようになった。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
彼は、転勤したのかな。それとも、転職かな。
その答えは、さて、どうなんだろう。
そんなこんなを家内に語ろうとして後ろを振り向くと、空のソファーが、静かに笑っていた。
先日から家内は、あるプロジェクトで都心のホテルに泊まり込んでいる。
シーンとした部屋の空気に、なんだか、心が追いつかない。
昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。
家内が元気だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
■追記■31日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。
人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。
下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。
約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放
「追放」って…。まじかぁ…。
でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。
これで、後には引けない…
まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。