おまけつき
前々から長男がプレゼントで私に、キリンのHome Tapのサブスクをくれていて。去年の秋に、支払い口座は私自身に変えたのだ。すぐに解約するつもりが、ズルズルと入り続けている。
年末、こんなものが届いたのである。
小さなおまけではあるのだが、私のような小心者は、大きく心が揺さぶられる。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
それが、ダメなんだよな。
家内は、今のところ黙認してはくれているが。いまだに解約できていない。
そんな心の内を悟られないようにと思いつつ、ちらりとソファーをに目やると、家内が足を指さして笑っていた。
何か、隠し事でも?
……。
ミッション発動だ。
マッサージをすると、家内は上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は平和である。
だから。
これで、いいのだ。