平平凡凡
この、放課後ライティング倶楽で幽霊部員の私が、2週間連続で倶楽部纏わりの記事を書いた。
もうこれで事は終わると思ったのだ。これで、ジ・エンドだと。
ところがどっこい、悪ガキ幽霊部員がクラブハウスの屋上で機嫌よくサボタージュ昼寝をしてるのに、なんだか妨げるものがある。
雨が降ってきた?
いやいや、ヤスさんから投げられたボールだ。
どっかからボールが投げ込まれて、ポーンと跳ねて、不規則なバウンドをしながらこっちにコロコロ転がってきた。
頭んところに転がってきたボールを拾い上げると、なんか書いてある。
出た出た。
で、今回は、何?
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
なんか、質問が来ていないから、過去の質問の再掲らしいぞ、コジ。
しゃあないなぁ、ちょびっとだけよ。昼寝を切り上げるのは。
重い重い、ブラックホールより重い腰を上げて。ボールを拾い上げ、ちょっと上向きにパーンとハイパントキックを蹴る。
私のプライベートなんて、まさに平平凡凡としている。
ハリネズミのリキの世話。そして、日日の家事。後は、1日の締めに、さっちゃんへのマッサージ。
何の変哲も無い毎日。
だから、私の記事は、タグに「エッセイ」なんてつけているが、「身辺雑記」にもならないような、身辺雑記である。
こんな記事を読みに来てくれる有り難い方々がいらっしゃる。
本当に有り難い。有り難いのである。ほんとうに、心から感謝を申し上げたい。
あれ?
なんのはなしですか。
そんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。
コジくん、つまらない話を読ませて、人の時間を奪ってるのよ。
ドキッ……。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
知らんけど。
明日2/1から、ヤスさんの15日ライランが始まる。