リキ日記_早朝
ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。
我が家のハリネズミの名前は、リキという。
早朝とは言っても、5時頃の話だ。
リキはハリネズミで、もともと、夜行性である。だから、本来は、深夜から超早朝にかけて、動く。
ところが私も家内も、0時過ぎくらいまでいつも、いろいろとやってしまっているので、リキが動けなくて、本来稼動し始めるはずの時間が遅くなる。そして時間がズレてしまい、本来寝ているはずの早朝の5時頃に走っていたりするのである。
家内は、最近、時々、超早朝出勤がある。私は、フレックスなのではあるが、早めに帰りたいので、その時間に合わせて家を出る。
すると、3時30分とか、遅くても4時30分頃からゴソゴソし出すのだ。
リキは、その時間、走っていることが多い。すると、家内が言うのである。
暗幕をはがして、今、リキを驚かせるのは可哀想だね、と。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
確かにその通りなんだよな。
でも、暗幕をはがさないと、夜昼の感覚が無くなってしまう恐れもあるので、2人が家を出るときには暗幕をはがして行かざるを得ない。
どうにか、早く寝て、リキを活動時間にしたあげられないだろうか。
そんなこんなを家内に話すと、こう、言われたのだ。
コジくんがマッサージをもう少し長くしてくれたら、気持ちが落ち着いて早く寝られるのだろうと思う。
……。
今宵のマッサージミッションは、長くなりそうだ。
家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
これが、「Watcher」の第1話だ。不思議な存在「あれ」。磯貝さんは、阪神の岡田監督よりもさらに前から、使用しているのだ。この、「あれ」の存在。摩訶不思議だ。そして、磯貝さんの絵。ちょっと見ると、エログロの世界かも知れない。だが。これこそが、磯貝ワールドなのである。
私は、妖怪が好きで。人間が色々な思いから想像する、あるいは創造する世界。ひょっとしたら異世界への入り口かもしれない世界。しかも、日本人としての原点にも触れる世界。八百万の神の世界。そういう世界が好きで。勝手に磯貝ワールドにもその匂いを感じ取り、好きなのである。
きっと、磯貝さんも、おばあちゃん子で。私との最大の共通点はそこで。そんなところの奥底の共感めいたものが、きっと、あるのだろうと勝手に分析をしている。
てるとさんは、やはり、凄い人だ。いつも、新たな取り組みを見つけ、それにチャレンジしている。そして、無闇に妥協しない。しかし、もっとすごいのは、壁にぶつかってもその壁に固執し過ぎず、しばらく放っておく中で解決策を少しずつ導き出すことと。やっぱり今は無理だと最終的に判断したら、一度結論をつけて置いておくことが出来る、人としての度量である。
そしてある朝、寝起きにアイデアが、脳内に降ってくる。出来る人というのは、こういう心持ちを自然に持つことが出来る人なのだろう。
私の場合、固執しすぎて疲れ切ってしまい、せっかくのプロセスまでも否定して、それで元の木阿弥になる。
いきかたを変えようと思う。少しずつ。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。
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