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松本人志のベストセラー『遺書』

これからnoteを書いていくにあたって、松本人志著の『遺書』を読み返した。文を書くには文を読まねば。

私はダウンタウンが大好きである。こう見えて(どう見えてるか知らないが)大学生なので、昭和・平成のダウンタウン旋風をリアルタイムで見てきたわけではない。

しかしガキ使DVDは何度も観たし(もちろん日曜深夜の通常回も録画済)、YouTubeに転がるフリートークも何回も聴いた。そこら辺の大学生とダウンタウンクイズをしたらボコボコにできる自信がある。

『遺書』はそのダウンタウン松本人志が、1993年から『週刊朝日』で連載したコラムをまとめた本である。

この本は250万部を超えるベストセラーとなっており、あの『ホームレス中学生』『サラダ記念日』と同じくらい売れているということになる。

内容としては、今から30年近く前のツンツンに尖がっていた我らがまっちゃんが、ツンツンに尖った口調で世間への怒りを述べている。松本人志がだれかも知らない貴婦人がこの本を読んだら、初めて見る汚らわしい文章の数々に発狂すると思う。

この本のココがすごい!と思う点として、現代を生きる我々若者でも純粋に「面白い」と思えることだ。それはガキ使のフリートークでも言えることである。

これは松本人志の笑いが「先に進みすぎてしまっていた」ことが要因として挙げられるだろう。目まぐるしく変わる現代社会で30年経っても大笑いできるものを生み出している、それを何個も。自分には到底できる所業ではない。

ということで、タイトルにビビらず『遺書』を是非読んでほしい。読書の秋だしね。

サポートまでしてくれるなんて、精進していきます。