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夏の北海道で極上ウニを/知床「ウトロ漁協婦人部食堂」

北海道のウニのシーズン(旬)は、産地によって異なりますが、やはり夏に集中します。ウニ狙いの客が多い知床で人気の店「ウトロ漁協婦人部食堂」さんをご案内します。

こちらが同店店頭。デニム地ののれんが印象的です。

2024年7月13日の朝、約1時間行列待ち後に入店です。食堂の名前の通り、食事メニューがずらりと並びます。ビールの表記が無いですね。ま、それはいいでしょう。狙いは「時価」と書かれた「うに丼」です。

来ました。求めていたモノ。板ウニ……いいですねぇ。調理の要素がほぼ無い、素材直球勝負の定食。北海道っぽいねぇ。個人的に「日本最強のモーニング」に認定したいです。

この色、鼻血出そうです笑。時価ですが、この日は3900円。この2年くらいのインフレやインバウンド対策を考慮すると正直、破格だと思います。前日、同じく知床エリアの羅臼で食べたウニ丼は5500円。礼文・利尻エリアではもう7~8000円が基準になりつつあります。函館も積丹もおそらくそのレベルかと。

コスパ最強のウニ提供店?北海道で最後に残された聖域?みたいなことを思いつつ、店を出ました。

2024年7月14日、2日連続の訪問です。ん?時価ではなく「入荷なし」!この日はウニが揚がっていないとのこと。ま、予定調和とは無縁、これも旅の醍醐味です、はい。

気持ちを切り替えて、いくら丼です。夏は当然”旬”ではないですが。

少しねっとりした仕上げのイクラ。この日はご飯は少な目をオーダーしています。

その理由はこちら、醤油ラーメンも一緒に頼んでいます。これはこれで豪華なモーニングとなりました。

2024年8月11日。いくら丼&醤油ラーメンから28日後、また朝の行列に加わっています(私は東京在住、ここは知床)。

はい、1カ月待たずに”再会”です。会いたかった笑。

時価、この日は4300円。時価ですので変動はあるのでしょう。でも大満足です。

ウニ好きな方、ぜひ!とかいう感じで〆るのがいつものパターンですが、気軽に行ける店ではないと思いますので、そのあたり少し解説を加えておきます。

道東・知床エリアの地図です。赤いピンが「ウトロ漁協婦人部食堂」さんの場所。中標津空港や女満別空港からクルマで約2時間という立地です。あの信号のない北海道のまっすぐな道を走って2時間……遠いです。バカ遠いです。でもその”行きにくさ”も同店の価値となります。

同店へのアクセス、天気がいいと気持ちいいですよ。近くにある道の駅「うとろ・シリエトク オホーツク」。ここからは徒歩圏内です。

このあたりで奥の方に行列が見えてきます。

10人?20人?なら、並ぼうか、みたいな。

ウニ好きな方、ぜひ!

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ほぼ毎週旅をしてます。ほぼ毎日美味しいランチを追い求めています。X(旧ツイッター)で私の”いま”を公開中です。よろしければ。
https://twitter.com/norihiko_Kanno

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菅野ノリヒコ
記事を読んでいただき、ありがとうございます。私はカフェでコーヒーを飲みながら原稿を書くことが多いです。「これ、いい記事じゃん!」と感じた際にコーヒー代をゴチいただると、とても嬉しいです。_(._.)_