春の北関東お花見旅 (1)
以前の記事で、まともに花見もできずに桜が終わってしまった悲しみと、その代わりに他のいろんな花を見に行きたいという内容を書きました。
その後、色々と旅程やスケジュールを考えて、4月中旬に旅を敢行。結果として、かなりの弾丸欲張り旅になってしまいました。しかも1泊2日で。
旅の始まり
1日目。自宅を出発したのは朝7時。天気の変わりやすい季節で、直前の1週間は週間予報とにらめっこ。前夜まで雨でしたが、朝には雨は上がりました。
最初の目的地は栃木県の足利市。東武線の足利市駅からアクセスします。渡良瀬川を歩いて渡り、足利市街へ。
JRの足利駅のほうが便利はよいのですが、乗り換えの便など考えてこうなりました。
足利市・旧足利学校
お花見ではないのですが、まずは名前は聞いたことのあった「旧足利学校」へ。最古の学校と呼ばれていて、今でいえば大学のような所。かのフランシスコ・ザビエルも訪れ「日本最大で最も有名な坂東(関東地方)の学校」として世界に紹介したそうです。
全く予習せずに来てしまったので、長野県の「旧開智学校」のようなものを想像していましたが、あちらは今で言うと小学校、こちらは大学。それに時代も違います。雰囲気がかなり違っていました。
足利学校を再興した上杉憲実という人物に関する展示が多めだった印象です。学校に教科書を寄贈したりしていたようです。
「ノムラカエデ」といって、春から紅葉する木だそうです。「花見」ではないものの、珍しい光景を見ることができました。
旧足利学校を後にする頃には、日差しが出てきました。
栃木県のご当地グルメ
旅に来たからにはご当地グルメは外せません。
足利市のお隣、佐野市には「佐野ラーメン」という名物があります。足利にも、「佐野ラーメン」と書かれてはいないものの、コシのある手打ち縮れ麺のラーメンが食べられるお店があると聞いて行ってみました。
休日は行列必至とのことだったので、開店20分前にお店へ。するとお客さんの姿はなく、名前を書くボードだけが置いてありました。密にならないように近くで待っててねってことらしいです。6人目だったので、開店時刻に入店できそうです。散歩でもして時間を潰しましょう。
煮干しの出汁が効いた醤油ラーメン。コシのある麺と絡んで、うまいっ!
ラーメンを食べたらJR足利駅へ。ここから隣のあしかがフラワーパーク駅まで電車に乗ります。ちなみに、乗る予定の電車を逃すと、次は1時間後。だから開店のタイミングで入れないとまずかったのです。
あしかがフラワーパーク
メインの目的地その1。あしかがフラワーパークで藤の花を楽しむ!
有名な「大藤」の季節には早かったのですが、「うす紅藤」が見頃で、それ以外にもいろいろな花が楽しめました。
園内を2時間ほど散歩して、次の目的地へ向かいます。
晴れてよかったけど、暑い!
蔵の街・栃木へ
ホームで電車を待っていると、見慣れない柄の電車がやってきました。
後で調べてみると、確率3%の当たりを引いたらしい…!
この電車に乗って栃木市に移動します。栃木市は「蔵の街」として知られ、春になると鯉のぼりが泳いでいたり、歴史的な建物が名所となっていたりします。
そして、そんな蔵の街にあって異彩を放つ名所がこちら。
「岩下の新生姜」のミュージアム。
入場無料ですが、入るのにちょっと勇気が必要かも。中もピンク過ぎる。あと新生姜のCMソングをアレンジしたメロディがエンドレスで流れています。洗脳注意!
ちょうどイースターイベントが実施されていて、館内で合言葉を探してオリジナルグッズ(ポストカード)をゲットしよう!という企画が。正直、結構難しかったです。大人を本気にさせやがって…(笑)
これからまた2時間移動するので、ちょっと早いけど夕食。
さて、朝から一日移動&観光してきましたが、日も暮れてきました。
次の日の予定に備えて、この日は水戸まで移動して宿泊です。ちなみに栃木から水戸まで快速はなく、2時間の移動になります。無理しすぎ。
チェックインまで、結局13時間以上動いていました。久々の長時間の活動です。次の日も早いし、さっさとお風呂に入って寝ることにします。
(2日目に続きます)