現役小学校教師が作る場 「好きに正直に学べる秘密基地 Study Base」 について
現役小学校教員が場を創造中!
令和5年6月1日(木)
好きに正直に学べる場「Stady Base」を千葉県茂原市にオープンします。
代表を務める ひかる先生です!
どうして、小学校の先生をしながら、このような場を作ろうと思ったか。
そもそも、どんな場なのかを紹介します!
①教育の選択肢を広げたい!!
日本の学校教育と言えば、教育の平等を重じています。学ぶ内容については、全国どこでも学習指導要領で示されており、それを確実に教えなければなりません。学習指導要領の内容を元に学校の教科書は組み立てられて入れていて、教科書会社は、学習指導要領の内容と合致しているか検定を受けなければ、教科書を発行できません。
つまり、究極は、教科書の内容を全て理解させることが先生の仕事、学校の役割と言えます。
しかし、多様化する現代の子どもたちやこれからの社会の変化について考えると、みんな同じ学習指導要領(教科書)で学んでいくことが果たして、正しいのか?
私は、もっと選択肢があってもいいと思います。
小学校の教員をしている中で、学校という環境でグングン伸びて行く子どもたちをたくさん見てきました。「大人数で学んでいく中で成長していく子ども」「これまでできなかったことがどんどんできるようになって行く子ども」など、学校という環境がマッチしている人もいます。
一方で、学校と言う環境が合わず、不登校になってしまう子どももいました。最近は、フリースクールやオルタナティブスクールなども増えてきてているので、選択肢が広がりつつあります。
でも、もっと自分にあった学び方ができる場があってもいいとの思います!
そんな思いから「好きに正直に学べる秘密基地 Study Base」を作ります!
ここでは、学校が終わった放課後や休日の時間を使って、自分の好きなことを学んでいきます!
大切にしていきたいことは、「自分の好きに正直に!」
もちろん、学校の教科書の内容や日々のテストに向けた勉強をすることは大切。それを、現役教員である私が丁寧に教えることはもちろん。
でも、学校で散々勉強した上に宿題をやり、さらに学習塾に行って勉強!
今の子どもたちは、もう自分の好きなことをやる時間はない!!
可哀想じゃありませんか?
だから、私は、「自分の好きにとことん向き合っていい時間と場所」を提供していきます。
例えば、絵が好きな子がいたとしましょう。
図工や美術の時間はすごく楽しみ。でも、休み時間に「絵をかいている時間があったら勉強しなよ!」などと言われてしまうこともあります。
好きに正直になれないような誘惑がいくつもあると思います。
Study Baseでは、みんなが自分の好きなことをしているから、ありのままでいることができます!
また、教育の専門家が好きなことをさらに深める学び方や学びのモチベーションを保つ関わり(コーチング)をして行くので、安心して学ぶことができると思います。
Study Base を利用することで「自分の好きの正直」に生きて行くことができます!
「好きに正直」とは言っても、具体的に、どんな方法で学んでいくの?
②探究学習的な学び方
Study Baseでは、子どもたちが学ぶ方法として、探究学習的な学び方というものをしていきます。
探究学習とは、生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、周囲の人と意見交換・協働したりしながら進めていく学習活動のことです。
簡単に言えば、自分の好きなこと、興味のあることについて自分で調べ、人と対話しながら、突き詰めていくということです。最終的には、アウトプット(プレゼンテーション)をしてことを目指します。
この、探究学習。現在、高等学校では、「総合的な探究の時間」という教科があります。小中学校では、「総合的な学習の時間」の中で少し行われれいるところもあるようですが、小中高校ともに、受験やテストに直結しないという理由で残念ながら重きを置かれていません。
そこで、Study Baseでは、この、探究学習と同じように自分の好きや興味に応じたものを突き詰め、アウトプットして行くといった方法で進めていきたいと思っています。
探究学習的な学びをすることで、「自分の好きに正直に学ぶ経験」を作り出し、ワクワクした状態で学ぶことができます。また、その楽しさが次の探究を生み出すことはもちろん、学校で学んでいる内容を学ぶ意味を見出すことができるようになります。
目的意識をもって学ぶことができるので、結果的に、学校の勉強だけをして行く子どもより、成績が高くなることがあります。
どうして、「好きなことをする時間」が成績アップにつながるのか?
③学校で学ぶ意味や動機
学校教育となると、どうしても、テストや評価がつきものになります。
多くの子どもたちが授業を真面目に受ける理由は、「テストでいい点数を取りたいから!」というのが多い気がします。
もちろん、「学習自体が楽しい」という子どもも中にはいますが、少数派であることは間違えないです。
また、酷いパターンでは、「授業に集中していないと、先生に怒られる。」というものもあります。
さらに、「将来役立つから」という言葉もよく聞きますし、多くの先生は、「こんなのがわからないと大人になったら大変」などということもあります。でも、どうでしょう?世の中は数年で大きく変化しているし、学校で学んだ内容で、大人の皆さんは十分に生きていけていますか?
そんなことはないでしょう!私は、学校での学びが「将来の役に立つか、役立たないか、わからない」と考えています。
ここまで、述べたように、学校教育での、子どもたちへの学習や行動の動機付けが微妙なように感じています。
④好きに正直に学ぼう!!
そこで、私が考える「好きに正直に学べる秘密基地 Study Base」では、自分の好きなことをとことん突き詰める!!
というものを大切にしていきたいと思います!
「好きこそ、ものの上手なれ」
自分の好きなことを見つけたら、そこには夢中になって取り組むことができ、気づけば時間を忘れることもあるでしょう。
学校の勉強だとなかなかそのような状況にはならないのは、自分が好きでもないことをやらされているからです。
でも、自分の好きなことをやると言うことは人からやらされるわけではなく、「自分からやる」と言うことです。
「勉強しなさい!!」そんなことを言わなくても、勝手にやります!
この「自分からやる」と言う経験が学びにはとても大切です。
ここでは、「主体的になる」といいます。
合わせて、自分の好きなことを突き詰めて行く中で、必要な知識や技能、考え方を学校教育の中から学ぶ際には、学びの目的がはっきりして行くので、学びの質が変わっていきます。
さらに、Study Baseでは、アウトプットを大切にしているため、インプットばっかりの学校教育のその先に行くことができます。
⑤楽しく学んでいく経験を積み重ねた結果
私自身、小学校の教員として、「好きなことをやりな!」この言葉をかけ続けた結果、逆に成績が上がった子どもたちがたくさんいました。
4月に好きなことを聞き出して、子どもたちの好きを知る。
休み時間などに好きなことの話をたくさん聞いてあげる。
好きなことと学校の勉強の共通点ってあると聞いてあげる。
これを繰り返していったら、学びのモチベーションが高まり、何も言わなくても進んでやるようになった。
子どもたちの声
「宿題をゲーム感覚でやってるよ!」
「学校で勉強したことをゲームの中で活かせたよ!」
「先生になってから、勉強するのが辛くなくなった!」
こんな声があります。
自分の「好きなこと」と繋がって勉強していきましょ!
⑥いやいや、好きなことなんてありませーん!
大丈夫です!
好きなことがないのに、無理に好きだと思い込ませることはありません!
Study Baseでは、「好きに正直に生きている」大人の方がコワーキングスペースとして使うことを想定しています。クリエイティブで、多様な大人のアウトプットを聞く機会(イベント)をたくさん設けます。
その中から、自分の興味のあることが見つかるかもしれません。
また、好きなことは、過去の自分の経験から思いつくことが多いです。
私は、オンラインでのコーチングを日々提供しています。
コーチングで、みなさんの内面を聴きだすというアプローチもできるので、活用してください!!
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