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カスタマージャーニーが書けず洋服と人の関係について考えてみる

カスタマージャーニーを書こう!完成させよう!と思って全然できなかった。子供たちの体調不良もあるけれど、私の体調がとっても悪く仕事が思うように進まない一週間。子どもたちを病院で診てもらうついでに、私も見てもらったところ、起きていられないくらいのダルさと頭痛の原因は低血圧みたいだった。甲状腺や腎臓が悪いサインはなく、お医者さんに測ってもらった血圧は78/50。今までは87くらいだったので、いつもより10ちかくも低い…お医者さんも驚いて、補中益気湯という漢方を処方してもらった。まずは2週間試して様子を見ることになった。

そんななか、サステナブルファッションのECサイト用のカスタマージャーニーが書けない理由を私なりに考えてみた。サービスはお客様の困りごとを解決しなければいけないのに、サステナブルファッションのネットショップは気候変動に対する私の不安を解決するために始めたという動機がそもそもの間違い。洋服を売ることと、サステナブルであることのギャップをうまく埋められない。お客様とのそれぞれのタッチポイントをどうやって設計するべきかが見えにくい。サステナブルファッションのネットショップを始める前にSUNABACOに出会って、ビジネスについて学びたかったと切に思う。


GWに突入まえに、長女がウイルス性胃腸炎になりすべての予定をキャンセル。その間に「そもそも」について考えてみた。

「そもそも」とはファッションってなんなのか?なぜ人は洋服を着るのかということ。今まではボンヤリと生物が外見に気を配るのは、自然の中で生き延びるために必要な強さを誇示するためで、人間も例外ではなく着るもので強さを表現するのだと考えていた。もうひとつは人間は群れで生きる動物なので、所属するコミュニティの帰属意識を表すのも特徴なのかなとも。

その考えが正しいか確かめたい気持ちで、近くの図書館へ行き、人と衣服の関係について書かれている本を借りてきた。

図書館で借りた本たち

結講マニアックなテーマだと思ったけれど、ファッションについて社会学的に考察している本が沢山あった。頭の良い学者さん達が深く考察しておいてくれることと、図書館で大切に管理されていることが、とってもありがたい。

まず、鷲田清一さんの「ひとはなぜ服を着るのか」から読んでみる。

目次に目を通しながら感じたのは、洋服の意味だの、役割だのにサステナブルは全く関係ないってこと…
本を読む前からわかっていたけれど、改めて痛感。

人間が洋服を買う行為や心の動きには全く環境問題は関係ないし、環境問題に興味のある人はすでに洋服を買わない工夫をしている…

この問題はSUNABACOのアントレプレナーシップ養成講座を受けて気付いたたときから、ずっーと悩まされていて、解決方法が見当たらない。プロダクトアウトのやり方は駄目!とあんなに習ったのに、どうしても手元にある商品をどうやって売っていくのか?という方法から抜け出せない。

ファッション産業が環境汚染産業ということを発信しつつ、「じゃあどんな服を買えばいいの?」という人に対して洋服を提供していくのは、なんか違うような気がしている。ここの部分の言語化が難しいのだけれど、環境に配慮したファッションの楽しみ方は洋服を買うサイクルを減らして、大切にしてもらうこと。現在のファッション業界は消費を刺激するために広告費に莫大な予算をかけ、強制労働や児童労働で採算が取れるようにしている背景がある。できれば同じ穴のムジナのようなことはしたくない気持ちがある。

こういうことにグズグズ悩まされるのが、ほんとうにファッションビジネスには向いていないなと心から思う。きっと優秀なビジネスパーソンは「人はなぜ洋服を着るのか」なんて気にならないんだろうな…

せめて図書館から借りてきた本を読み終わったときには、なにかひらめきが降りてくるのを期待したい。


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