【小学校教員】夏休みの業務①【仕事の中身】
何かと最近ブラックと言われる先生のお仕事。
確かにそうである部分、そう見える部分もあるでしょうし、改善の改善の余地はたくさんあります。
しかしながら、実際に就いてみないとわからない業務がどの職にもあると思うので、知られているようで知られていない、「小学校の先生」の夏季休業中(夏休み)のお仕事を公開します。
夏季休業(夏休み)初日にしていること
「職員会議」が入ることが多いです。
「1学期の反省」や「夏季休業中の業務の確認」がメイン。
午前中は会議に時間を費やすことになります。
終業式の日に会議までする学校もありますが、無事に1学期を締め括った後は一息つきたいので、夏季休業初日の方が好みです(一教諭に日程を決める力はありません。)
校長が示した学校経営方針に対して、教育活動がどうだったか、事前にアンケート等に回答し、それを元に2学期に向けた話し合いをします。
会議に次いで多いのが「職員作業」。
児童が登校している間にはできない作業が入ります。
廊下や教室のワックスがけ、粗大ゴミや保存年限を過ぎた文書の廃棄などの作業があります。
「それは本当に教員がすべき業務か」という声も聞こえてくるかも知れませんが、私は嫌いではありません。
最後は「報告文書の作成」。
「授業時数」「指導記録簿」「出席簿」「会計簿」あたりを担任は提出します。
どの報告文書もデジタル化が進んだおかげで、コツコツと日々こなしていればそれほど難しくも時間を取られもしないものになりました。
教材費が振込になっている学校も出てきて、会計簿はなくなり始めています。
この他に、教務主任や生活指導主任、GIGAスクール推進担当など校内の役割によって提出する文書があったりします。
このあたりは児童数が多い学校の方が教員が多いので、負担が少ないかも知れません。
子どもがいない学校は普段より静かです。
子供達が登校していないからこそできる業務が夏季休業中の学校にはあります。
*この文章はあくまで一例です。
学校や地域によって夏季休業中の仕事内容は異なる可能性があります。