「Nバク」という存在を自己分析
みんなが思うNバクのイメージ
こないだ対談した時の打ち合わせで
「Nバクさんはブランディングをしっかりされてるから、答えたくない質問やNGなトークテーマがあったら事前にお聞きしたいです。」
と言われた。
「やっぱり、そんなにお高く止まってる感じします?笑」
と聞き返すと、
「例えば結婚されてるかどうかとか、プライベートな発信はあまりされてない気がするので…」とのこと。
いやそれはプライベート空間でもそんなに喋らないから、Nバクのブランディングというより、私個人の性格かもしれない。笑
限られた時間の中で、自分が喋りたいテーマと相手が聞きたいテーマと、Nバクで言うと「視聴者」が求めるテーマ。
三方がWin-Win-Winになる内容を探ったときに、確実に私個人の「結婚観」や「家族観」なんて需要がないでしょ?
と思っているフシはある。
そう言えば過去にも、「Nバクは孤高のイメージ」と言われたことがある。
【孤高とは】
孤独で超然としていること。ひとりかけはなれて、高い理想をもつこと。
とどのつまり、
ブランディング(見せ方やポジショニング)にこだわりがあって、孤独で理想が高い。
どうやらこれが、みなさんが持つ「Nバク像」らしい。
孤独が前提なことにちょっと引っかかるものの、なんとなく納得はできる。
Nバクはこだわりが強い?
2020年3月にツイッターを開始したものの、最初は誰にも見てもらえず
「Twitterの伸ばし方」と検索して勉強してみたものの、どの情報も本質的じゃない。
毎日誰かをフォローして、毎日誰かにリプライして、毎日誰かに「いいね」をしましょう!!
とか
フォロワーをお金で買って、見かけのフォロワーを増やす方法!!
とか。
「相互フォローお願いします」と、人にお願いしまくるとか。
無理やりフォロワーを稼ぎに行く方法は沢山紹介されていたけど、どれもこれも「なにかがオカシイ」し、中身がなかったので、Twitterのフォロワーを伸ばすことはそうそうにやめて、
もやはここからの時代、インフルエンサーじゃなくてもYouTubeチャンネルを持っていることはマストで、そんなことは疑う余地もなかったので、とにかくYouTubeで喋り始めたんだけど、
親しい友人には
「ユーチューバーになったの!!!!???」
「マジでー!!!!すごいね!!!」
と驚かれ、謎に興奮された。
まるで私がメントスコーラやバンジージャンプをするバラエティ系ユーチューバーになるかのようなリアクションを猛烈に受けたけど、これも本質的じゃない。
なにを「すごい」と言われているのかも、未だによくわからない。
私はユーチューバーになろうと思ったことは一度もないし、今でも「たまたま時代的にYouTubeというプラットフォームが来ていただけ」としか考えていないし、今のところバンジージャンプをやる予定もないし。
つまりは、「本質」と「中身」にしか興味がない
長くなるといけないので結論を言うと、私は「Nバク」という存在に、「本質」と「中身」を喋らせることにしか価値を置いていない。
というよりも、Nバクから「本質」を取ったら何も残らない。
確かにファンの方は、「Nバクの顔が見たい」とか「会いたい」とたくさん連絡をくれるし、実際にはるばる九州から大阪まで会いに来てしまった「冒険者」もいた。
この時も、彼はNバクに会う前からNバクのことをよくわかっていて、本質的な質問を真っ先に、しかも矢継ぎ早に投げてきた。
矢継ぎ早すぎて、テンションも高すぎたし、声も大きすぎた。
とにかくお互い早口すぎて、情報交換の量が飽和していて、結局誰にも聞かせられないコンテンツが仕上がった。
お互いのフォロワーさんたちに公開しようと企んでいた「収録音声」がぶっちぎりで「お蔵」になったのは、今考えても笑えるお話。
やっぱりNバクの「稼ぎ」や「プライベート情報」に大きな価値はなくて、発信内容はあくまで「職場の課題解決」のみ。
これ以外は何もやらないので、Nバクは究極のミニマリストなのかもしれない。
Nバクが語るべき、Nバクっぽいテーマをチョイスし、Nバクっぽい口調で問題提起をし、Nバクっぽい雰囲気で視聴者に語りかける。
Nバクらしい切り口で切り込んで、Nバク的に一気にまとめる。
これを徹底して続けている。
私個人が興味のある話題でも、「Nバクっぽく」なかったらやらない。
私個人が「もっとこんなことを喋りたい」と思っても、「Nバクらしく」なかったら喋らない。
私が意味があると思っても「Nバクが斬る」必要がなければ斬らない。
こうして「やること」「やらないこと」を明確に分けて、株主であるNバク視聴者が求めるコンテンツを、Nバクカンパニーの企業理念に基づいて、商品として出し続けるのみ。
私はNバクカンパニーの経営者であり、クリエイターであり、広報なのです。
こういうことをひたすら続けるから、「孤高」とか「ブランディング」という言葉を言わせてしまうんだろうな、と思いながら、それでも。
中身がないものには価値がないし、その中身は誰かの不安とか不満を解決するものじゃないと意味がないし、その発信方法は「誰もやらない方法」であればあるほどいい。
と思っていたりする。
そして今。
案件オファーは言わずもがな二つ返事で断って、「視聴者への価値提供一択」を理念・ビジョンとして発信を続けていると、
この人はこういう考え方だ
この人ならこの問題に対してなにか答えをくれるかもしれない
この人に話をしたら問題解決の糸口が見つかるかもしれない
という視聴者やファンが現れる。
15年に及ぶ実務経験と、ビジネス的な視点を加味した「最適解」を、ビシッとズバッと提示しそうな「雰囲気」を、すでにNバクはまとっているので、そこをしっかり感じ取ってくれる視聴者さんが、Nバクコンサルを受けに来たり、講演や講師のオファーをくれる。
この活動を回し続けるために、別の事業を含めてどんどん別のキャッシュポイントを作ってはマネタイズする。
私自身がすり減らない仕組みを全力で作る。
こうして「Nバク」を今日も成立させる。
あぁ・・・着地ミスの予感がする
この記事の着地をどこにしようか考えながら書き進めたものの、やっぱり「お高く止まってる感」がビンビンに出ている。
なんとか最後に「親近感」を感じてもらえる方法はないか、絞り出さなければ。
・・・
えーっと。
最近YouTubeについた、「自己陶酔ですか」というコメントに結構凹んでいます。
凹みすぎて、いつもよりお酒が進んでいます。
最近はハイボールをよく飲みます。
・・・
以上、Nバクでした☆