闘う人と共にリングに立つ強い人を見た日(2024年12月14日、タカタイチ興行season3を観戦して思ったこと)
この日、何より強烈だっのはメインイベント。時間無制限3本勝負 タカタイチ vs SANADA、外道!
3本勝負を観戦するのは初めてだな、とワクワクしていたら、何と和田京平レフェリーが登場。選手コール後の「京平」コールの余韻をぶった切るようにSANADA&外道が先制攻撃を仕掛けた。
場外乱闘に会場が沸く中、和田レフェリーはなかなかリングへ戻らない選手たちに「(試合開始のゴングを)鳴らさねえぞ」と一喝。
晴れてゴングが鳴り試合開始となった後も、度重なる反則(主に外道選手、次いでSANADA選手による)に、和田レフェリーの怒号が響く。
「何がTake it easyじゃこらぁ!」
外道選手といえばレフェリーを手玉に取るイメージが強かったが、この日ばかりはそうはいかず、OKOKと笑いながら両手を上げていた。
更には、場外で机に叩きつけられたタイチ選手に
「タイチしっかりしろ!」
と和田レフェリーが叱咤した場面も印象深い。
何て強く頼もしいレフェリーなのだろう。
レフェリーの振る舞いもまたプロレスの面白さの1つなのだなと、改めて思った試合だった。
さて、次はどんな試合を観られるかな。