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熱い応援を受けて闘う人を見た日(2022年10月16日、ディアナを観戦して思ったこと)

ファンの熱意

 プロレス観戦は、生きる気力を自分に供給できる。
 応援したいという気持ちが、人生をもうちょっとだけ頑張る理由になる。
 そうした芯の部分もありつつ、「色々な団体を観てみたい」という思いも出てきて、チケットを取ったディアナの興行。
 試合開始を待つ会場を見て感じたのは、「長年に渡って応援してきたファンがたくさん来ているんだな」という印象だった。
 親子連れの姿もよく見かけたし、応援グッズをしっかり用意しているファンも多かったし、いぶし銀のファンがたくさんいるな、と思った。
 横断幕もたくさんかけられていて、提供試合で出場する男子選手のものもあったり、出場試合のタイミングに合わせてかけ直されていたりするところにも、ファンの熱意を感じた。

アナウンス

 応援は拍手かペンライトで、となった試合。新型コロナウイルス感染症対策が定着してから観に行くようになった私にとっては、慣れた様式だ。
 しかしこの日は、熱が入って渾身の声援を送るファンが、後半になるとちらほら現れた。
 メインイベント前に「声を出しての応援はお控えください」と改めてアナウンスが入ったのが、何だか新鮮で、妙に記憶に残っている。

熱意のよってきたるところ

 つい声が出てしまうくらい熱心なファンを、選手や団体が育ててきたのだろうな、と思った。
 同時に、ファンが選手と団体を育ててきたという面もある気がする。
 育てたい、というとおこがましいかもしれないけれど、私自身、見守りたい応援したい! という気持ちになった選手が何人もいるのだ。
 特に、美蘭選手のこれからが非常に楽しみ。
 モップでリングの清掃をする姿がものすごく可愛い……! という個人的なストライクもさることながら、小柄な身体で対戦相手に一生懸命ぶつかっていく姿が、これからどんな風に成長していくのか、楽しみで仕方ない!(何せまだ中学生ですし)

 さて、次はどんな試合を観られるかな。

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