摂食障がいの克服123【増えた体重と、少ない家財】
お疲れ様です。
今日も昨日も1歩も外に出ず。一昨日突然家中整頓しだして、3時間も絵を描いて、筋トレまでしたのが尾を引いています。
ほぼ断捨離してしまった私は(そのころ憑りつかれたように、ものや家具を捨て続けた)、家財のほぼ半分が息子の作品です。息子が描いてくれた絵は1枚1枚見直して、持ってきました。もしものことがあったときに、一緒にと思う絵は別途仕訳して、飾っています。同じ柄のフレームを壁に大小立て掛けて、その後ろに絵を置いてます。
アリーを観たりしていると、欧米のインテリアの深さというか素敵だなーって思うんですよね。照明、雑貨、またアリーはコート掛けは絶対よ!ってまずそれを置いていたなあ。
アリーは、レネとシェアハウスしていましたが、とある日歩いていたら、廃屋といえる空家を見つけます。
ぼろぼろのその家に自分を重ね合わせたアリー。即決して、金額も聞かずに購入。自身と(後、弁護士事務所の仲間たち全員とで)DIYしてその家に、その後遺伝子上の娘と暮らします。(アリーは出産の経験がありません。突然、昔凍結した自身の卵子から生まれた10歳の娘が現れる。恐らくアリーが31歳の出来事です。)
先日ウクライナご出身のキャスターの方が、ウクライナにこの数年で初めて戻ることができた、そういう番組をみていたんです。「悲しい家になってしまった」って仰って。雑貨なども落ちてきて怪我をすると危ないから全部お母様たちが片づけてしまったそう。それでも、食卓を囲み、欧米独特のおしゃれで温かい空間を観ているだけで、私も涙が止まらなくて。
グツーも、この世界に平和を、とスピーチで語っていた。(グツーのスピーチは2022年のものでした。15才で金メダリストになり、その後アメリカに渡り、コーチを続けて、今48才ぐらいだと思うので、46歳ごろのスピーチですね)
インテリアの話に戻ると、江國香織さんワールドにも独特の世界が出てきます。『左岸』ではフランスにヒロインが移り住んだこともあり、帰国してからも少しフレンチインテリア(結果少女趣味になったと描写されています)になったり、またヒロインのお母様はシャンデリアを本気で好きだった、と記憶しています。
私は家具をもっていなくて全部レンタルなので、何ひとつ飾っていないけれど、この家の飾り棚的なところには、大好きな絵本の『ぐりとぐら』や、最初にロンドンやエディンバラに行った時の地図(20年以上も前)、後、『飛行機』を飾っています。キッチンの一番触らない棚には、タイガースのヘルメットも飾っています。息子がかつて、かぶっていた、想い出とともに。
整頓した時に、息子の作品集はともかく、もう、すごい量のプラレールが。このプラレール、思い出がありすぎて捨てられないんです。しかし手放そうと漸く決意できました。
息子は電車博士だったので、プラレールももう、いとおしそうに眺めていて、でかけるよ!って言ったらなぜかいつも手には電車がひとつ握られていて、駅に行けば至福の表情で電車を眺める。挙句車掌さんに、敬礼してるし・・・。一緒に電車を紙工作したり、絵を描いたり、時速について語ったので、ふたりとも思い入れがあり、今まで手放せなくて。さすがにもういいか、と今回思いました。
17時ごろ、友達から連絡があり、今日はお仕事が早く終わったそうです。
私は引きこもっていて、食材がないので、いつものペペロンチーノを作りました。そして、冷凍していたお豆腐を解凍していたので、それを焼いて、お醤油・みりん・酒・にんにくベースのソースで味付け(りゅうじさんのバターのレシピですが、バターがなくて、オリーブオイル)。
お豆腐は冷凍することによって、チキンのような食感にかわるのですが、ちょっと微妙かなーと思いつつ。(でも完食してくれました!)
摂食障がいに関しては、依然躓いている時期です。
食べるということがよくわかりません。けれど、上手に食べる食べないはさておき、食べています。体重は、一応変動していません。
・・・といっても53キロですけれど・・・。自己紹介文を52キロから53キロに変えました。今は、52~53キロぐらいです。
上手には食べれていません、正直なところ。
寛解してるんでしょうと言われると思うのですが、
拒食はしていない、過食嘔吐はしていない、また私なりに何年も闘ったあの憎むべき症状がないので、・・・。
ただもしも、20キロ台、30キロ台の方がいたら、私はそれこそ摂食障がいばかり語りたいぐらいに、もう食べてほしいです。揚げ物も敵じゃないし、お米だってパンだって。
不調で、躓いてる53キロの私とは、それこそ土俵が違うんです。
私もとおってきたので気持ちがわかるんです。
摂食障がいというより、拒食からの過食のころ、50キロって理解できなかった。治すのはいいけれど、治した先に50キロの体重があるなら、治さなくていいとか、すっごくわかるんです。
摂食障がい語るのに、48キロ以上っていうか、50キロ台っていうか、恐らくですが、本当に今苦しい真っ只中だと理解できないと思うんです。
20キロ台や30キロ台、また40キロ前半だけが苦しむ症状ではないし、回復期にはもちろん40キロ後半になり、50キロ台になることもあり、・・・体質によりけりですが。私も通ったのですごくわかるんです。でも50キロ超えても、普通に生きていけるし、逆に苦しむこともあるし、何にも変わらないです。
周りも変わらないです。
来てくれた友達と延々とご飯食べてもらいながら体操見ていました。
*グツー
*ミラー
*ラシェノワ
*ボンタシュ
それこそ保健室かもしれない。本質的な話題から逃げて、そういう話題のみご飯食べてして、また明日を迎える。
苦しいけれど、最悪よりまし。そう思うんです。(ってお友達に悪すぎか)