指揮者を目指すパートナー

こんにちは!のこです。

突然ですが、皆様のお時間を無駄にしないために、素早く本題に入らせていただきます。

私のパートナーは指揮者を目指しています。
クラシック、吹奏楽の指揮者です。

以下からは、
パートナーについて紹介
今年夏にドイツの音大を受験するため、ご資金を寄付していただける方の募集

について書いていきたいと思います。
したがいまして、ここで次記事に移動していただくか、そのまま読んでくださるか、お決めいただければと思います。




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さて、
「読んでやるか」という気になってくださった皆様方、本当に本当にありがとうございます。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。

拙い文章ですが、心を込めて書いていきますので、よろしくお願いいたします。


私のパートナーは、中学卒業まで野球をしていました。
丸刈りの、スポーツ大好き少年だったそうです。

しかし、高校から一転、吹奏楽を始めました。楽器はテナーサクソフォンです。
そして、大学の吹奏楽団で指揮と出会いました。

大学時代は、自力でサクソフォンや指揮の先生を探し、日々音楽の研鑽を積んでおりましたが、実は教育学部の理科専攻でした。
地域の川に入って生物の調査をしていたそうです。

そのため、卒業時は理科の教員免許を取得しました。

しかしこのころから、

「指揮で生きていけたら」

という強い気持ちがありました。

ご家族との話し合いの結果、ご両親のお気持ちを汲んで、
大学院に進学し、音楽の教員免許を取得することで収まりました。
卒業後は音楽教師になることになりました。

実際に教員採用試験も受けました。
音楽教師は、ひと学校につき1名のみの採用です。
その難関を一発でクリアし、内定が決まりました。

ピアノや声楽も独学で努力し、掴んだ結果でした。



しかし、封じ込めてきた「指揮者」への憧れが忘れられませんでした。
その結果、今度は両親の反対を振り切って、内定を蹴りました。


「自分のやりたいことを、人生で一度はやりきりたい」


24歳の時でした。


それからというもの、いろいろな努力を経て、卒業年の夏にドイツの音楽大学を受験しました。

受験校は、フライブルク音楽大学とマンハイム音楽大学です。

渡独前の激烈な猛練習、資金調達のためのアルバイトももちろん大変でしたが、
コロナ禍の中、生き帰りのPCR検査や、長期隔離にも苦戦しながらの受験でした。



結果はどちらも不合格

マンハイム音楽大学は直前に試験日が変更。
大幅に前倒しされました。

偶然にも、飛行機の関係で早いうちからドイツに入国していたため、
奇跡的に受験することができました。

ただ、準備不足なのは明らかでした。
本命はフライブルクのほうだったため、精神的になんとか持ちこたえました。


フライブルク音楽大学では、一次の筆記試験に合格。
20名超の中で3人にまで絞られましたが、二次で全員不合格でした。

現実の厳しさと、日本にはない音楽の世界に触れ、学ぶことの多い日々だったと言います。


以上が、パートナーの大まかな遍歴です。

そして今年の夏、再びドイツへの受験を考えています。


しかし、現在最も困っていることが資金面です。

1時間2万円のオンラインレッスンや、日頃の生活は自分で賄えていますが、
渡独には貯金が必須です。



昨年かかった費用を記載しますと、
1,往復のPCR検査→8万円(時差の都合で、空港ですぐに受けられる割高な検査しかできなかったため)。
2,往復の飛行機代→9万円(最安値)
3,2か月間のホームステイ費→約20万円
4,受験のためのホテル前泊と移動費→約4万円

そのほか、受験料や飲食代などもかかってしまいましたので、
合計で50万円前後でした。

自分の夢に責任を持つためには、すべて自分で賄っていくのが当たり前だと思っています。
しかし、昨年は資金調達のためのアルバイトの比重がおもく、
思うような努力ができなかったことも事実でした。

パートナーは、向上心が高く、目標を忘れない、前向きな性格です。
選んだ道が非常に厳しいものであることも、誰より理解しています。


そして私は、殺伐としていて、他人と比べやすく、悪意ある意見も目に入りやすい世の中で、
自分の夢を追い続けるのは誰にでもできることではないのでないか、と思っています。


ドイツの音楽大学を受験できるのは25歳まで。今年が最後のチャンスです。

皆様の貴重な時間をいただいてまでこのような内容を載せたこと、彼のパートナーとしてとても不甲斐ありません。
できることなら私が援助したかった。ですがそれが叶わない状況のため、
いま筆を執っております。

以上までお読みになってくださった方々の中で、
パートナーのことを応援してくださる方がいらっしゃいましたら、
ぜひ私までお声がけくださいますと有難く存じます。


どうか、よろしくお願いいたします。



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