タイミー中川さんに聞く、マスメディアとデジタルメディアのプランニング、ツーサイドプラットフォームのマーケティング、モバイルアプリマーケターのスキルマップなど
■ これは何
Repro稲田(@HirotoInada)とRepro/銭湯ぐらし伊藤(@n_11o)がやっているポッドキャスト「Mobile Update」の#43~#46、スキマバイトアプリ「タイミー(@Timee_official)」の中川さん(@sho1nakagawa)をゲストにお呼びした回のサマリです
■ Mobile Update // モバイルアップデートとは
国内外のモバイルアプリマーケティングの最新トレンド情報やアプリマーケターをお呼びした雑談を展開するポッドキャストです。ハッシュタグは「#モバアプ」です🐤
2021年もよろしくお願いします🎍
Who is 中川さん
2009年一橋大学 商学部卒業後、株式会社アサツーディ・ケイ入社。デジタル領域およびTVCMを中心とするマス領域のプランナー／データアナリストとしてクライアントのマーケティング活動をサポート。JapanTaxi（当時）、メルカリを経て、2020年3月にタイミーへジョイン。ユーザー（toC）・事業者（toB）双方のマーケティングを担当。
TV CMのノウハウを中心に、アプリマーケに関するアウトプットはめちゃめちゃ参考になります。もちろんPodcastでも掘り下げました⛏️
JapanTaxi時代を中心に、登壇も多数されています🚖
昨年末には当社Reproのウェビナーにもご登壇いただき、大反響でした
もうご存知の方も多いかと思いますが、スキマバイトアプリ「タイミー」についてはこのあたりをご覧ください！
調達のペースがものすごい…🚀
代表の小川さんは史上最年少上場も期待されている、いま最も勢いのあるスタートアップの一つです。
#43 元総合広告代理店のアプリマーケターに聞く、マス×デジタルのメディアプランニングノウハウ
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SpotifyやAppleポッドキャストでも聴けます。
■ ここが聴きどころ📻
- 2010年前後の、Yahoo全盛期とFacebook、Twitter黎明期のメディアプランニング
- 代理店の方が販促会議賞に出るモチベーション
- メディアプランニングの業務の全体感
- オフラインでTV以外の媒体を選ぶ理由。目指すはリーチだけにあらず
- インフルエンサーマーケなどのメディアプランニングにおける位置づけ
- 雑誌や新聞広告が予算投下先に選ばれるケースとは
中川さんがADKに入社された2009年頃はちょうどFacebookやTwitter黎明期。企業のSNSアカウント作りましょうという提案なども多かったそうです。
インターネット広告がTVを超えたという昨年の発表も記憶に新しいですね。
ただまだTVをはじめ、新聞や雑誌などマスメディアもクライアントの与件によっては提案するケースもあるとのこと
また、中川さんの上司にあたるADKの沼田さんが書かれた『MEDIA PLANNING NAVIGATION』は必読です！
意外と読んでいる方少ないように思いますが、めちゃめちゃ名著です
プランニングの全体像のお話などを聞いてきました
予算策定のアプローチなども。実際のケースではやはり売上高や利益をもとに販促予算が決まるケースが多いそうです
#44 初めてテレビCMをやる前に知っておきたいプランニングのコツを徹底解説。GRPなど指標の解説、効果的なオリエンの方法、効果計測まで
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■ ここが聴きどころ📻
・TVCMのノウハウをnoteに書こうと思った理由。情報の非対称性が致命的に
・TVCMの枠の買い付け方法や単価の決め方
・CM実施の際のオリエンのプロセスと、オリエンシートの重要性
・BDI(Brand Development Index )とCDI(Category Development Index)の解説。エリアごとの広告投下量の決め方
・PLだけではなくBSに効いてくるTVCMの良さ。単純な販促効果だけで見てはいけない理由
・認知をパネルリサーチベースで定量的に調査する必要性
中編では中川さんの連載note、「テレビCMのプランニングノウハウ」について深掘りしてきました。
「テレビCM（テレビ広告）って、そもそもどういう仕組みなんだろう？」
「何を考えてプランニングやバイイング（買い付け）をすればいいんだろう？」
「広告代理店にどうオーダー（オリエン）すればいいんだろう？」
「テレビCMの効果ってデジタル広告（Youtube / Facebook / Twitterなど）みたいに可視化できるのかな？どうやって効果測るのだろう？」
「テレビCMにそれだけお金かけて効果あるの？メリットあるの？」 etc.
(『初めてテレビCMをやる前に知っておきたいプランニングノウハウ - はじめに』より一部抜粋)
このあたりの疑問に答えていただきました！個人的にもめちゃめちゃ勉強になりました…
このBDIとCDIの話などは用語から「？🤔」という感じでしたし、noteだけでは理解が追い付いていなかったりしたので、聞けて良かったです🌞
#45 「モバイルアプリマーケター スキルマップ」から読み解く、マーケターに必要な土台や求められる個別スキルなど
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■ ここが聴きどころ📻
・JapanTaxiに入る前にプログラミングを勉強しておいて良かった話
・代理店時代に磨かれた「視覚的に伝える力」
・マーケ組織は職能がバラバラ。面談などむずいよねという話
・SQLはやっぱり必須？
・中川さんの今後のキャリア展望。最近USCPA(米国公認会計士)の勉強などを始めた理由
最後は中川さんがアプリマーケアドベントカレンダーで書かれていた「モバイルアプリマーケター | スキルマップ」について。
モバイルアプリマーケター版｜スキルマップ ver. 0.1 - 2020年12月
なんだかんだ9つの抽象スキル大事ですよね～個別はきりがない(';')という話をしました。
<9つの抽象スキル>
・課題発見力
・戦略・戦術構築力
・同業ネットワーク力
・傾聴力
・交渉力
・判断力
・視覚化力
・伝達力
・段取り力
あと個別スキルでは所謂マーケティング領域のスキルや知識だけではなく、ファイナンスやエンジニアリングなど他領域の掛け合わせがあると強くなるよねという話も。
中川さんはJapanTaxiに転職される前にアプリのプログラミングやったり、最近は会計の勉強されているそうです。偉すぎるので僕も見習います…😮
1年程前から米国公認会計士（NY州）の勉強を気長にしているのですが、FARという財務会計の科目に合格！
— 中川 祥一｜タイミー (@sho1nakagawa) November 24, 2020
強敵で、上弦の鬼レベルに苦戦した分、嬉しさもひとしお😂。。
あと3科目も強そうですが、、まず1歩目、こじ開けた。
俺...会計士マーケターになるんだ...（職務の分離が怪しい人に。笑#USCPA pic.twitter.com/EloRFVkxkP
ちなみにアプリマーケアドベントカレンダーは他にも良い記事が盛り沢山なので、良かったら他のもどうぞ📅
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