受験の辛さ

僕は現役の受験生。
明明後日に国公立前期試験を控えている。
こんなことをしている場合ではないのだが、
気持ちを吐き出す場がほしかった。

去年の夏。僕は受験勉強を始めた。最初はとりあえず
勉強をしようとしか思っていなかったが、志望校が決まるにつれ、だんだんと気持ちが入っていく中で
行動には移せていない不甲斐ない自分がいた。
毎日塾には行くが、眠って、スマホを触って、
それを繰り返す毎日。そんな自分が嫌だった。
自分を変えたい。
そんな思いが身体中を駆け巡っていた。
しかし現実はそう甘くない。
思っているだけじゃ変えられない。
そのことに気づいたのは冬休み。共通テスト1か月前。
そこで僕の脳裏に浮かんだのは「もう遅い」だった。
また逃げた。逃げてしまった。

結局、共通テストは大コケ。自分の実力も発揮出来ないままおわった。
僕は一生言い訳をしながら、生きてゆくんだろうか。
自分を変えたい。その気持ちだけは1級品である。

そうして2月の末。明明後日には国公立前期。
本当にこれでよかったんだろうか。
涙がとまらない。