彼岸花を求めて
皆さんいかがお過ごしでしょうか?こんにちは、やまです。
私の住む東北地方南部は暑さから解放されて過ごしやすい気温の1週間でした。やっと秋の気配を体感できるようになりました。先週まで夏日が続いていたのに急に気温が下がったせいで過ごしやすいというよりは肌寒さを感じます。西日本にお住まいの方は相変わらず気温の高い日々が続いているようなので、お体に気を付けてお過ごしくださいませ。
私は急な気温の変化で風邪をひきそうな予感がするので、衣替えを待たずに長袖を着用してしっかり体調管理に努めていきたいと思います。
さて今週からは二本松の安達ケ原ふるさと村に行った時の写真です。お付き合いいただければ幸いです。
安達ケ原ふるさと村へ
とある平日の昼休み。9月半ばなのにずいぶん暑いなぁと心の中でぼやきながら、コンビニの駐車場でスマホの画面を見ている。今年はひまわりを見に行けなかったが、こんなに暑いならまだひまわり咲いているかも?と思い、検索してみたが日帰りで行けるような近くはヒットせず。仕方がない。ひまわりは来年以降の楽しみに取っておこう。
何か写真に撮れるものはないか?インスタをチェックしていたら…あった。福島県二本松市の安達ケ原ふるさと村に。
ここでは曼殊沙華(彼岸花)が見ごろのようだ。しかも白い彼岸花が目玉。彼岸花は赤のイメージが強いが白もあるらしい。白い彼岸花なんて見たことないな。よし、次の休みに見に行ってみよう。二本松なら車で1時間ぐらいだし気軽に行ける。
9月15日日曜日。天気、午前中は晴れ予報。午後から雨予報。行くなら午前中か。安達ケ原ふるさと村は広い施設のようなので日曜日の早朝散歩は取りやめて体力を温存だ。当然、家族で行くよね?子供に声をかけると
「バイトあるから行かな~い」
…まあ、学生のうちに労働体験をして社会勉強をするのは必要なことだ。当然、奥さんは行くよね?
「ゴメ~ン、その日はお母さんと買い物行く約束してるから無理~」
…そうか、敬老の日だし親孝行は重要だ。仕方がない、一人で行くか。
東北自動車道二本松ICを目指して車を走らせる。午後から雨が降るとは思えないほどの天気だ。熱中症対策の塩飴をポケットに忍ばせ、500mlのペットボトルの水を途中のパーキングで購入し、準備万端。
α6000につけるレンズは今回もタムロンの17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD。このレンズはAPS-C専用のレンズだが、35mm換算で25.5-105mmの焦点距離になる。これ1本あれば大抵のものは撮れてしまう優秀なレンズだ。しかも手振れ補正が付いており、発売して10年が経過するα6000に付けても手振れ補正が有効。このレンズを手に入れてからα6000は生まれ変わった感じさえする。コンパクトなα6000に付けるとレンズ側に重心が傾き、アンバランスな見た目だが最近気に入っている組み合わせだ。
8:30、安達ケ原ふるさと村に到着。駐車場に車は少ないが既にご年配の方々や幼稚園ぐらいの子供連れの家族が来ている。ここには子供が安心して遊べる遊具が揃っており、家族連れに人気なのだろう。受付で協力金300円を払い、安達ケ原ふるさと村の出入口へ。長いトンネルの向こうには一面に咲いた彼岸花が…なかった。受付で教えてもらったのだが、白い彼岸花は終わりをむかえており、ポーチュラカが綺麗との事。まあいい。早速撮影開始だ!
今回は背景ボケや前ボケを試したいので絞り優先のAモード。シャッタースピードとISO感度はカメラ任せ、ISO上限は6400です。クリエイティブスタイルは色鮮やかな花をメインにするので彩度、コントラストが高めの「ビビッド」を選択。RAW+JPEGで撮り、後日現像ソフトで調整、トリミングしています。
今回の撮影は花壇に近づいて下から撮る写真が多かったので、チルト式の液晶モニターが大活躍。ファインダーはほとんど使わなかったかな?でも、日差しが強かったので反射で液晶モニターが見えにくく、ピント合わせが大変でした。今のカメラは反射しにくいモニターになっているのかな?
あと、チルト式だと座った姿勢からの縦構図が難しい。バリアングルモニターのカメラが羨ましい~。
今週は安達ケ原ふるさと村の花の特集でしたが、他にも武家屋敷や五重塔があり、見どころ満載です。次回は建物特集です。
それでは皆さん、また来週。ごきげんよう。