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オレンジ


特徴

果皮、果肉共にオレンジ色で適度な甘味・酸味をもち香り高い。生食用のほかジュースの原料として利用され、カモなどの肉の料理にソースとして用いられる。なお果皮はオレンジピール(オレンジの皮の砂糖漬け)としても使われる

歴史

インドのアッサム地方で誕生したオレンジは、15~16世紀初めに中国からポルトガルに渡り、地中海沿岸諸国に広まったといわれている。日本へは明治時代に導入された。アメリカの有名ブランド「サンキスト」は1893年からオレンジの栽培を開始された

生産地

広島県、和歌山県、静岡県、愛媛県、熊本県
アメリカ、ブラジル、スペイン、イタリア、メキシコ、オーストラリア

栄養素

ビタミンA、C、カリウム、食物繊維、葉酸、クエン酸

効果

粘膜の保護、風邪予防、美容効果、疲労回復、貧血予防、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、がん予防

保存

夏はビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存、冬場は常温で冷暗所に保存すると良い。湿気が多いとカビが生え、乾燥していると劣化が早まるので、直射日光が当たらない風通しのいい場所で

主な3種類

バレンシアオレンジ
甘味と酸味のバランスがよく皮は厚め。どちらかというと酸味が強い。豊かな香りを持っている。また果汁を絞ったジュースの劣化が遅く、過熱しても味が安定している。夏が旬

ネーブルオレンジ
ネーブルは英語で “へそ” という意味で、濃厚な甘味と酸味のバランスがよくジューシー香りも豊か。甘味酸味のバランスがとれていて、味が濃い。国内でも栽培が盛ん。果汁の劣化が早く過熱すると味も悪くなりやすい。冬が旬

ブラッドオレンジ

果肉の色が「blood=血」のように濃い赤色をしているのが特徴、甘味と酸味が強くさわやかな味わい。代表品種はタロッコとモロ。この2品種はイタリアやアメリカから輸入されているほか、愛媛県や大分県、和歌山県など国内でも栽培されている2月中旬頃から5月くらいが旬


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