休職日記 - Day9|D&IからDEIへ
こんにちは、のそです。
突然ですが、D&Iはご存知ですか?
Diversity(多様性) & inclusion(包容、受容)
性別、人種、国籍、年齢、SOGI、障害の有無やキャリア、宗教、文化、価値観などに関わらずそれぞれの個人を尊重し、活躍できる環境を整備すること
私は自分自身が障害者になってから、D&I-ダイバーシティ&インクルージョンにとても興味を持つようになりました。
私は障害者になっても当たり前に生活して当たり前に働きたいと思ったから。
それができない現実を目の当たりにしたから。
企業はよく、D&Iセミナーだとか、フォーラムだとかを開催して、障害者やLGBTの人などがどのように働いているか、などを話しているようだが、それらのほとんどは企業勤めの人が対象だ。肝心の求職者である障害者やLGBTの人は滅多に参加できるセミナーがありません。
採用セミナーとかでチョロっと弊社はD&Iに力を入れています、と言うくらいなんですよね。私もD&Iを推進している企業に勤めているのですが、現実的にはダイバーシティのカケラもありません。
本社と地方事業所などでは対応格差も天と地ほどあるんですよね。私はこれまで2社経験がありますが、どちらも本社とそれ以外の格差が激しかったです。
地方では村社会が当たり前で、多様性のカケラもないことがほとんど。D&Iと言っても形だけの場合が多いみたいですね。
ところで、最近では「DEI」という考え方が主流になっているようですね。
「D」は「Diversity(多様性)」
「E」は「Equity(公平性)」
「I」は「Inclusion(包容、受容)」
Equity(公平性)は不利な状況にある人の社会的バリアを取り除き、誰もが活躍できる環境を提供する
有名企業ではGoogleやAmazonなどが掲げています。
このEquity(公平性)は障害者に対する合理的配慮が特にわかりやすいのではないかと思います。
「合理的配慮」
障害者が他の者との平等を基礎として全ての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な変更及び調整であって、特定の場合において必要とされるものであり、かつ、均衡を失した又は過度の負担を課さないものをいう。
私も精神障害者だから、と肉体労働が多かったです。私の職場の場合は、肉体労働か対人折衝かの2択でしたが、障害の有無に関わらず選択肢が広がっていくと良いなぁと思う次第です。
以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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