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そのハードル、越えなくたっていいって話。

うちの長女、特別支援学級に通っています。

小学校の中でちょっとお勉強ついていけてない子たちの少人数クラスのアレ。

3歳ごろまで全然言葉が出てこなくて、でも初めての子だから。子育て自体初めてのことだからそんなものだと思ってました。

周りに ”大丈夫大丈夫ー!女の子なんてすぐお喋りになるんだからー!
ってコピペのように同じ言葉をかけられて
私も、そうなのかもなって、あまり深刻に考えないでいました。

早生まれだから仕方ないのかもしれない。そう思い続けて
小学校へ入学。
幼稚園までのお遊びとは違って、立ちはだかるお勉強の壁。

私も初めての学校制度に戸惑い、
出された宿題は全てやらなければならない、
1年生でお勉強についていけないとか、ありえない。

その時は親も子も学校制度の呪縛に苦行の日々。毎日毎日、怒られながらやる宿題はなんと意味のない時間だったんだろう。

1年生の夏休み、先生との面談で

”特別支援教室に移ってみてはどうですか?”

と言われた。

その時は ”え?ただちょっとお勉強ついていけてないだけなのに、あの隔離部屋に行くの?”
もうもはや
なんで私の子が行かないといけないの?” っていう心境。

その時は”もうちょっと頑張ってみます”と言って すぐに答えを出せずにいました。

他のお友達と離れてお勉強なんてイジメの対象にならない?娘が寂しい思いをしないかな。

そんな いかにもーーーー な心配をして。

そして、どうしようかどうすべきか悩み悩みながら 2年生になって、どんどんお勉強にも後れをとってきて
ますますみんな苦しくって仕方ない。娘もついに、お勉強するのが嫌、授業も全然わからないから嫌、って言うようになってしまった。

”もしまた通常クラスに戻りたいって言ったらその時は、戻れますから”

っていう先生の言葉に保険をかけて(⇦ここはもう本当に無駄だったと思える私のただのプライド)少しづつ特別支援学級で、授業を受けるようになりました。

学校楽しい!

今現在 娘3年生ですが、

特別支援学級で過ごす毎日が本当に楽しそう。

時々、今日は〇〇ちゃんのお誕生日だったから5時間目にケーキを食べたよ!

とか言ってるw じゅ、授業中にケーキかよ!w って今ではもうなんだそれ!私の知ってる小学校じゃない!っていうのに笑いつつ、(やたらと農園作業の多い生活単元とか☺︎)

今はもう普通の小学校なのにフリースクールみたいなとこに通わせられてるなんてラッキーくらいのスタンスで見ています。

必ず同じトラックを走る必要はない

娘がもしスラスラとなんでもできる、俗にいう優等生だったなら

違うトラックを用意することができる!なんていうことにも気づかなかった。

結果、やっぱり子に学ばせてもらう親 ですね

そのハードル、本当は超えなくても良くって
避けて隣のトラック走ればいいのかもしれない。
そのハードル、実はくぐるやつかもしれない。
そもそもそのハードル、そこに存在してる?

私たちだっていまだに毎日勉強している。

それはなぜか。世の中無限に知らないことがあるから。
目まぐるしく常識が変化する時代に生まれてきて、
もう毎日どれだけ学んでも
死ぬまでにゴールに行きつかない。

だから、
何年生までには九九を完璧にしておかないといけない
卒業までにこの単元をクリアしておかなければいけない

なんてことは 

ぜっっっっっったいに 

ない!!!!!!!!

もし、呪縛で苦しんでいる人がいるのなら

一緒に叫んでみよう。

右習えは糞食らえー!!!!








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