とある社長のつぶやき
私はこの社長が上場していると思ってた
ただ県内ではかなり、県外での書庫業界ではそこそこ
認知度があると思ってた
ある日この社長とご飯に行った時
彼が言った
『最近インタビューされて雑誌に載ることになったんだけど
びっくりしたんだよねー。。。』
『今までインタビューされた人が上場企業でさー、なんで僕の会社なんだろうって』
・・・?
わたにしには全く理解不能だった
だってお金持ちでその社長もかなり成功してて、
一頭地に本社も構えて子会社も沢山作って
家も4回も買い替えて新しい土地もどんどん買って
新しい事業も成功して
利益も30億円超えたってさっき言ったよね?
そんな社長でも名だたる企業と
肩を並べるのはまだ気がひけるのかと
そこまでの成果、業績を上げながら
まだ謙虚になれる彼がすごいなと
社長は言った
『子会社の役員たちのケツをたたいた
もしも3年以内に成果を上げたら
もっと大きな事務所と会社を立ててやると』
いつもこの社長は
創業してすぐも
社員が5人だったとしても
30人分の机と椅子を用意する
もしもいっぱいになったら次は
100人分の机と椅子を用意すると
用意すれば’’埋まる’’
・・・らしい
私は慎重で心配性だから
この考えは全く理解できなかった
だから問いかけた
『もしも、その椅子が埋まらなかったり
商売が上手く行かなかったらと
考えたことはありませんか?』と
彼は言った
『そんなこと考えたこともない』
『作ったら埋めるしかない
埋まったらまた作ればいいい』
『そんなことが心配になる奴(ヒト)は
それに向かって努力していないし、やることをやっていないからだ』
『もしも努力をしていたら、そんな心配なんて生まれるわけがない』
私は悟った
そう思えるひとが社長の器を持っているんだろうなと
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