稲荷狐イラスト高橋克典さん主演ドラマの制作現場でシンボル表象に起用[庶務行員・多加賀主水]
不正利用被害が頻発し、被害拡大防止のため公開販売を取り止めざるを得なかった私の狐イラスト。
意外なところで採用されていました。
テレビ朝日のドラマ、高橋克典さん主演「庶務行員 多加賀主水」シリーズの台本表紙。
(ストックフォト時に正規ライセンスをご購入と思います。
※色変更・水平反転・文字載せ等は利用規約の許諾範囲)
こちらが私のオリジナルの稲荷狐シルエットイラスト作品。
既にストックフォトサイトからは登録削除済みですが、一部の検索エンジンには当時のサンプル画像が私のクレジットで検出されます。下の画像では私のポートフォリオ(現Adobe Stock)へのリンクが生きています。
ドラマ「庶務行員 多加賀主水」、Wikipediaによれば、原作は江上剛さんの小説『庶務行員 多加賀主水が許さない』(祥伝社文庫より2016年7月に刊行され、以降シリーズ化)。
高橋克典さん演ずる主人公は
私の稲荷狐イラストの制作意図にも合致しますので象徴的に台本の表紙に採用されているのは正しい使われ方かもしれない。智慧のシンボルとも言われる巻物を口にした狐は多才な多加賀主水のイメージにも合ったのでしょう。
…そう知ってみると私の狐はなんとなくイメージ的に高橋克典さんの風貌にも合っているように見えてきました…。
この台本の存在を知ったのは出演された杉浦琴乃さんのブログ掲載写真からでした。そのことに感謝したい。
ドラマの制作スタッフは何ということなしに選んだ画像だったかもしれない。けれど私にとっては、初めて、そしてまさに私が制作した意図通りにこの狐が起用された例だったからです。そのことに報われた気がした。
この狐イラストは散々あちこちで不正に商用利用され利益や売名行為に自作詐称された例もある。こんなことならいっそ世に出さねば良かった、そう思ってきました。でも。
ドラマの台本という舞台裏であれ、いや、直接の営利や売名のためでないからこそ。
そこで悪事を見逃さぬ存在のシンボルとして採用されていた。
そして、人気TVドラマたらしめる高橋克典さんの存在あってこそのことですが、若い女優さんが夢や希望を抱いてこの台本を手にしていた数日間があったのか…そう思えるだけで十分です。
描いて良かった。ようやく報われた…。
奇しくも、このドラマの撮影進行があったと同じ時期に、私は、清水宏積自称デザイナー/武信稲荷神社の著作権侵害の事実に気づき、問題解消に動き始めていたのです。因縁のようなものを感じます。
この一件を皮切りに私は5件の不正利用を把握し、対応に当たらねばなりませんでした。
最悪事例となった清水宏積/武信稲荷神社 仲尾宗泰宮司の事案は、相手方がこじれにこじれさせ、2024年現在まで解消に至っていませんが、私が諦めきれずにコツコツ資料を集め追い込んできた、その過程で台本の表紙にまで辿り着いたのが2024年7月。ありがとう検索エンジンの精度向上。いや、やはり。自分でも何故かわからぬまま諦めずに続けた自分を褒めるべきか。
丸5年の苦難と忍耐を経て、ようやく、この狐イラストのネガティブな利用例とポジティブな利用例が出会ったのですから。
この一連の著作権事案では、差止が簡単だったが謝罪も無かった例もあれば、誠意をもって損害賠償されたデザイナーと神社さんの例もある。
でもそれは水に流せた、というだけのこと。
「報われた感じ」はなかった。
皮肉にも最も対応がよろしくない2つの神社。
連絡無視で逃げ切った愛知県の神社、そして、
著作権概念も責任も否認して被害者に責任転嫁のデマ流布までした武信稲荷神社と清水自称デザイナー。
この先、仮に彼らが何をどうしたところで、私の被った精神的苦痛と奪われた労力も健康的な時間も取り戻せはしない。
それでも良いのです。
やっとやっと、解放される。報われたと思えたことで。
その女優さんにとっても、あるいは他の出演者や制作に関わった人たちの誰かでも、ただ数日間のことであっても、この台本に夢や希望を思い描くことができた人がいた「かもしれない」。私のイラストは台本の表面を飾っただけであっても、その場の一部として、ドラマ制作という共通の目的を持った人々の間で、作品テーマのシンボル的な位置付けで存在していた、私がそう感じられた、その事実が重要なのです。
それこそが、私が自身の思想と感情をこめて形態に表現した、その目的だったのだから。
「人間に畏怖を抱かせる、善悪に厳しい霊的な獣の姿をしたなにか」。
在ってほしいではないですか。そのような差配のできる存在が。
その制作意図が、同じ主題のドラマ制作現場でシンボルとして活かされた。そう思えたから私の勝ちです。(一方的に著作権問題に巻きこまれた不条理な境遇を負わされた著作権者でしたが)絵描き冥利というべきか。
…その一方で。武信稲荷神社では坂本龍馬ゆかりの御神木に厄災続きのようで、もしや狐が…とも思う今日この頃です。
(注1)武信稲荷神社 仲尾宗泰宮司とは:
同氏の名前で検索すると複数のインタビュー記事がヒットしますが(朱雀人PLUS 等)、これはインタビュー体裁の自己発信PR記事です。(アストレア企画中小企業様・個人事業主様のための文章作成)
文中、仲尾氏が宮司を務めるようになって”知名度が一気に上昇”とありますが、ここで自認するように自己宣伝に注力する方であることだけは確かです。本件に関する限り、その露出傾向が裏目に出て神社のひとつの黒歴史を作ってしまわれた形です。
(注2)清水宏積 自称デザイナーとは:
2017年5月に会社員としてコーディング等をしながら個人事業主の開業届を出し、デザイナーを自称して営業活動を始める。デザイナーとしての実績も経験もない当時、武信稲荷神社から受注した当時案がほぼ初仕事。
標榜の”デザイン事務所”ひだちデザインHPで「素材は一から作ることが多い」と宣伝も実態は使用アイコン全てフリー素材icooon-mono.comを転用。イラストの実績もなく実力の程度も怪しく明らかなトレースと思われる事例複数。
この狐イラストバリエーションの著作権侵害事案の実態 資料画像▶︎
最悪事例が京都府 武信稲荷神社/ひだちデザインのケース 解説画像▶︎
事実誤認のないようご確認ください。詳細はブログ記事ご参照
水色ことりが「人間に畏怖を抱かせる霊的な獣」イメージを緊張感あるフォルムを吟味して実現したと思える自信作のひとつです。
結果的に円と三角形との相性の良い、安定した構図のとりやすいデザインになりました。
武信稲荷神社の著作権意識欠如の表れでしょう。御朱印帳の稲穂図も配布素材の利用規約違反でイラストACからも差止められます。
御朱印帳の写真掲載も著作者人格権侵害に相当ゆえ、Google検索からは私が排除、主だった御朱印帳まとめサイトにも連絡し削除していただきました。 しかし困ったことに、神社のすることに不正など疑ってもみなかった一般の方々の中には未だに著作権侵害の事実が周知されておらず、一部では画像が拡散されています。
注意喚起
武信稲荷神社の御朱印帳をSNSに写真投稿 RTの方は削除をお願いします。
武信稲荷神社の旧御朱印帳は2者の権利を侵害し、頒布差止となりました。
著作者人格権をご理解のうえ、当該御朱印帳のSNS等へ投稿の写真は削除をお願いしております。
著作権画像の不正利用は民事の損害賠償訴訟・刑事罰の対象ともなります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?