63年前のアンカット本を買ってしまった話
2022年5月1日、筆者は一冊の洋書を購入した。
1959年6月フランス発行。63年前の古書は購入からキッチリ一ヵ月後の6月1日、はるばる海を越え筆者自宅ポストに雑に届けられた。たとえ一冊の値段が万を超えていようとも洋書の購入なんぞ常にこんなモンであろう、筆者もいつも通り雑に硬い紙封筒を開封し、ゆったり翻訳作業を始めようとしていた。
まずは全ページをデジタル化する所から始めなければ。
触れたらメリメリ言うボロい日焼けした本、触れる頻度は出来る限り少ない方が良い、スキャナーに