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選択の基準から「何が正しいのか」を捨てると、笑顔でいられる。

昨日今日と、眩しいくらいの快晴。雪国は日照時間が少なくて精神疾患が多いと言われているけれど、移住してから本当にそう思うことが多くて、お日様がパーっと出てくると、事前と笑顔になっている自分がいることに気づきます。

「いつもごきげんでいたい」「笑顔で子育て・仕事がしたい」というワーママは多いし、私もそのひとりですが、いつでもごきげんで笑顔、というのはかなりの修行が必要だなと感じます。

ただ、最近はそのコツがわかってきました。いつもニコニコでいるためには、「正しさ」を基準にしないこと。これが大切だと思います。

人は1日に多いときで2万回以上の選択をしていると言われていますが、自分で選び、決めたことに責任を持つって、なかなか労力がいる。。子育ても仕事でも、選んでは選ばなかった方を想像し、自分の選択に間違いがなかったか妄想する。そんなことを考えているときの表情など、ニコニコごきげんなはずがないんですよね。

だから、私は日々の選択を「何が正しいのか」ではなく「何が楽しいのか」という基準で判断していくことを心がけています。

例えば、我が家の話。そろそろ5歳の長女の習い事を始めようと思い、何がいいか考えているところ。シーズンならではのスキーがいいか、進学に向けてくもんがいいか、長女が好きそうなダンスがいいか・・・

でもスキーは送迎に往復2時間はかかるよな・・・半日コースだと、半日は親もスキー場に拘束か・・・

くもんだとすれば、教科はどうする?ひらがなにハマっているから国語?でも自分が苦手だったから算数はマストだよね。でも英語も捨てがたい・・・

ダンスだったらどの教室が評判がいい?発表会があるところの方が、度胸がついていいかな?でも恥ずかしがり屋なところがあるからな・・・

なんて、頭で考えていると決められない!!!
人間って(親って)失敗したくない生き物なんだなとつくづく思わさせられます。

でも、私はこういう選択をするときにも「何が楽しいのか」を基準に考えていくことにしています。

・スキー場で待っている時間
→電波が危ういからPC作業は厳しいけど、読書すればあっという間かも。強制的に読めるから読書時間の確保になるから、それは楽しそう!

・くもん
→算数、私が苦手で教えられないから、外で教わってもらって、私は得意な国語や英語を教えるのは楽しいな!

・ダンス
→発表会でストレスがかかるのは楽しくないな。でも、発表会で子どもの成長をみられるのは楽しいかな?いろんな教室の見学に行ったり、ママ友にリサーチしてみようかな!楽しくなってきた!

というような考え方で「自分の楽しさ」を基準にすると、考えているときも口角が下がることってないんです。これはやってみると1番わかりやすいので、何かを選ぶ時・きめる時、ぜひやってみてください。

どうしたら楽しくなるか、どっちが楽しいかを考えていくことは、正解がわかりづらい子育てはもちろん、仕事でも効果的です。どんな事業も、予想外のことが起きたり、イレギュラーがつきものですからね。いまはこれが正解!と思ったことが、いざ蓋をあけたら想像もつかないような結末にいたることなんて、世界中で山ほど起きています。

だからこそ大切なことは、正しさを求めることではない。何が自分の暮らしを楽しくするのか、どんな選択が自分をごきげんにさせるのか。頭で考え尽くした「正しさ」ではなく、心で感じた「楽しさ」を大切に、仕事も子育ても笑顔が多い時間を過ごしていきたいものです。


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