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部下がちっともアドバイスを聞いてくれない・・・と落ち込んだ時に読んでください。
月曜日って、みなさんどんな気持ちで仕事に行きますか?私は今でこそ365日仕事なのであまり意識していませんが、日祝休みだった頃は比較的月曜日は「やったるぜー!!!」と思っているタイプです。
さて、久々に管理職っぽいテーマを書いてみようと思います。私は管理職についてから10年経ちましたが、平均するといつも部下は10〜15人程度。この程度の人数でも、管理をしていくのって結構ハードです。(多分、自分以外の人と一緒に仕事を進めていく、というだけでストレスだったりしますよね)
例えば、「相談」を1人一つ受けてもあっという間に10つくらいの課題を抱えることになります。私は問題処理速度が速いことを自負しているので、できるだけその場でその時の最善策を伝えるようにしています。
ですが、そのアドバイスを聞き入れるかどうかは、その部下次第、という感じ。アドバイスを採用しない様子があっても、落ち込むことも、憤慨することも今でこそありませんが、以前はありました・・・!
「せっかく時間をとって話したのに」「私の話、ちゃんと聞いてた?!」「私ってそんなに頼りないかな・・・」という、怒りからの悲しみモード。(笑)管理職やリーダー職に限らず、指導級になると「あるある」ではないかなと思います。
その報われない思いをどうやって昇華させることができるようになったかというと、それは、「私は部下の全てを見ていない」ということに腑が落ちたからです。
私がアドバイスしたことを、部下は私が見ていないところでやっているかもしれないし、私が見ていないところで、部下は別な方法で頑張っているかもしれない、と想像してみること。つまり、「部下を信じる」ということです。
大切に育てている部下なんだから信じているに決まってるじゃん!と思った人もいるかも知れませんが、「アドバイスをしたのに行動していない」というように部下のアドバイス後の心配をしてしまうようだと、その「信じる」はまだまだ足りていないのです。
これは子育てでも同様だと思っています。5歳の娘に「お出かけするからトイレに行っておいてね」と言い、いざ出発の時に再度「トイレに行ったの?」と確認してしまう。(そりゃ車で漏らされたくないですからね!!!)結局のところ、疑ってしまっているんです。確認しているというのはそういうことです。
自分を頼ってきてくれた部下を、まずは信じる。信じた上でアドバイスを投げる。その投げたものは部下がきっと何かに利用してくれると、「信じる」。どうしても信じられなくてモヤモヤしたら、氷山の一角だけではなく、見えていない部分も想像してみる。そうすることで、自分のアドバイスを聞かない部下への怒りや悲しみはグッと減らすことができると思います。
何か実績があるから信じる、というのも大事ですが、無条件で「信じると決める」ということも人材育成には大切なポイントになってくるかなと思いながら、部下にも娘たちにも関わっています。だって、信じてもらうってなんだか嬉しいですよね。してもらって嬉しいことは自らする!