ベトナム中部1300km ツーリング旅 (フーイエン〜ダクラク〜プレイク)
こんにちは!旅していますか?!
暑さ本番になる前にツーリングがしたい!ということで再びベトナム中南部を一周する旅に行ってきました。愛車のWinner150 に乗ってダラダラ下道のボンビー旅行です。
※4回に分けるべきでしたが、勢い画像を貼り付けたら後戻りできなくなりかなり長くなってしまいました。ムダに長いですが何卒。。(笑
今回のルート
前半 (約730km)
① ダナンからホイアン、クイニョンを通り、フーイエン省トイホワまで
② トイホワからニャチャンを経由してダクラク省のバンメトートまで
後半 (約550km)
① バンメトートからプレイク
② プレイクからコントゥムを経由し山岳ルートでダナンへ
前半は海岸沿い、後半は山ルートで中部〜中南部をぐるっと一周する旅となりました。 本当はもう少し長いツーリングを当初は予定しましたがなんやかんやあり、途中で短くなりました。(後述)
1日目、ダナン〜トイホワ
ツーリング初日。朝6時に出るつもりが8時頃の出発になってしまい、反省しつつダナンからホイアンへ。バイクにはパニアケースフレームが装着されていますがパニアケースは持ってないので、今回もチャリンコ用?のサイドバッグを左側につけて、ちょっとバランスが悪い装備になっています。
(右側はマフラーがあるのでサイズ的に厳しく、解決方法を模索中。。)
ホイアンを過ぎたところにある大橋。写真では小さく写っていますが、どわ〜っと降りていく感じがすごいんです。この先に有名なカジノリゾートHOIANAホテルがあります。
ホイアナを過ぎると開発前の道路だけのエリアが続きます。
ずーーーっとこんな感じ。制限は場所により60km/h とか70km/h位みたいです
途中、フエ周辺にあったような砂地の墓地エリアも何kmか続きました。
脇道も1-2kmに1度位で信号はもちろんありません。
Google map でみるとこんなかんじのエリアです。ほとんど荒れ地か墓地です
不毛地帯を過ぎると、今度はしばらく田園風景がつづきます。こっち多めでお願いしたいですが…。
両側が湿地&エビ養殖?っていうエリアもありました。
よそ見して脱輪したら水没です(笑
ベトナムおなじみ、満載トラック!
お昼。
朝ご飯抜きで出てきたので早の11時頃に昼を取りました。
定食(コムタム?)なのですが野菜盛りがついてきました。
ベトナムでは店により香草とレタスきゅうりなど野菜が混ぜたものが出てきますが食べ方にコツがあるようです。
現地の人に教えてもらったのですが、これらをいい塩梅にセット(複数の菜を組み合わせる)にしてクルクルっと丸めてタレに付けて食べるとあら不思議!お互いの悪いところを消し良いところが合わさった絶品野菜ロールになります。
疲れたライダーの様子を見て、おばちゃんが丸ごとお茶セットを置いていってくれました。お茶飲み放題。。。欧米ではまず無い超ありがたいサービスです。
ホイアンから200km弱くらいでしょうか、更に自然が増えてきました。
こんな感じで、牧歌的なところとちょっと市街地でゴミゴミしたベトナムっぽいところを繰り返し進みます。
ホワイニョン
ダナンから250kmほど、中間地点のホワイニョンに到着。お昼をとっくに過ぎ、少し暑くなってきました。
橋の横を見ると、蓮の花のオブジェで川面が飾られていました。
ここまで4時間ほど。時速70km/hくらいの区間もありましたが、途中で止まって写真を撮ったり、時々おかしくなるGoogle のナビを確認したりで平均50km/hを維持するのは意外と大変。
やっぱり、下道で400km以上は時間的に厳しいなぁ、という感じがしてまいります。
南北統一鉄道だ!
途中、南北統一鉄道の線路が見えたので脇道に入って写真を撮りました。
ナビの調子が悪いので再起動したり、調整します。
この脇道の景色は最高でした!昔訪れた欧州のド田舎を思い出す。。。
もう少し行くとクイニョンなので、そこまで行ってから休憩して今日明日の計画を決めることにして出発〜!
が、このあとグーグル先生ナビがまたしても発狂。。。バイク通行禁止の高速入り口へ侵入してしまいました🥶 今回、何度もGoogleナビがおかしくなり、頼っているだけに困りました。 表示される経路の距離もメータと違うしで時間が読めないぞ。🗺うーん。
クイニョンに近づくに連れ良い雰囲気に
なんとものどかです。。。お店とか少なくて脱水気味。ついたらビールだな!
クイニョン郊外にあるチャンパ遺跡。前回のツーリングで立ち寄ったところですな。
クイニョンでバイクのプチ整備
クイニョン近くまで300kmほど走ってから、出る時にチェーンオイルを給油するのを忘れたことに気が付きました。ホンダショップがあったので立ち寄ってシュー!してもらいます。
ベトナムのホンダはこれを頼むとスプレー缶を買わされます。(1500円弱くらい)
背に腹は変えられないので購入OKというと、整備士さんがシュー!してくれ、さらにチェーン間隔の調整をしてくれました。整備後はバッチリなアクセルフィールが戻り大満足!
バイクの調子がいいので旅路がはかどります。ホンダWinner X 150いいね〜、やっぱりバイクは日本製だなぁ〜!とかニンマリ走行しているとだんだんゴールのトイホワが近くなってきました。
ついた〜、ゴールゴールゴール!!!と、頭の中でジョン・カビラが連呼します。長かった〜、尻がもってヨカッタ。。。
ホテルでリフレッシュして晩飯Dash!
ホテルはこのオブジェから目と鼻の先、ビーチに歩いていける割と便利な場所でありつつ、お財布には超優しいホテルをこのオブジェの前で探して予約(笑
もう少し先までいけるか、手前で泊まるか見えてなかったのでいったん、ホッとしました。そうなると出てくるのが食欲w
フラフラと明るい方へ歩いていきます。と一箇所だけやけに人が多い長〜い屋台が。ここしか無い!という野生の勘で突撃します。
LED灯のせいか見た目は悪いですが、この牛肉のサラダは最高に美味かったです。3品+ビール3本で2000円いかないくらい。
ごちそうさまでした!
隣は街の中心地的なマーケットがあり夜店が出ていました。
腹もふくれたし、ホテルに帰って明日に備えます!
2日目 トイホワ〜ニャチャン〜バンメトート
朝!早起きしたので散歩に出かけます。
トイホワビーチ!の朝日
早起きなので、散歩ジョグがてらビーチへ。太陽がちょうど上ってくるタイミングでウットリ。。。
ぶぃぃぃぃぃぃぃぉぉぉぉぉぉーーんと、謎の軍用機が飛んできます。マアマア低空飛行で、ちょっと怖いですw
長い長い、長い長い長い、先が見えないくらい長いビーチです。
が最近になって造成されたもののようで砂が変。かなり粒の粗い、鋭く角が立った、砂以上小石未満の粒で足がやられてしまいました。。。ビーチサンダルの間に入ると皮膚を持っていかれます。
ビーチ沿いはきれいに整備され、クイニョンと近い雰囲気です。
ダナンも頑張ってほしいですが、台風直撃地帯なので維持が難しいのかもですね。
ビーチ・リゾートはまだまだ開発途上ですがビーチの南の方にある大型リゾートホテルSALAはビーチにバー・レストランもあり、次回来るときはここ一択な良い雰囲気でした。
魅惑のオープンテラスなビーチバー
📱バッテリーを探せ!
昨夜、チャージ不能が確定した大型のスマホバッテリー、今朝はご臨終してました🙏アーメン
ベトナムツーリングでスマホ電池が切れたら致命的に困ったことになりますので、最優先問題です。
…電気屋を探していたら美味しそうなバインミー 屋さんを見つけたのでご購入。
fpt 家電ショップが見つかったのでそちらで一番安いバッテリーをゲット。
なんと ちっこいのに4000円。。。まじかー。LAZADAなら1000円くらいなしょぼそうなやつなのに。
バッテリーはある程度 充電がされている状態だったので、露天のカフェでバインミー を食べながら充電します。
自分のバイクを眺めながら 今日の予定を考えつつ バイクのレイアウトを見て思うこと。WINNER X は サイレンサー がちょっと上の方にあるので右側のスペースが小さいのです。パニア ケースをつけることは可能ですが、普段使わない時 邪魔なのでカバンにしたいのですが なかなかサイズ的に合わないのです。左側だけにバックをぶら下げて走ると、どうしてもバランスが悪いのでどうにかしたいのですが。
さて、そろそろ出発しますか。って9時を回ってるぢゃないか。ヤヴァイ(-_-;)
トイホワを出発すると程なく、絶景の連続となりました。たびに出たくなる景色が旅の中にバンバン出てくる変な状態に。(笑
今になって振り返っても、今回の旅で最高の景色&道を楽しめたのはトイホワ〜ニャチャンの山道でした。
「こ、これはご飯が何杯でもいけるやつ!!!」という景色がてんこ盛り。
ルートはこちら。
トイホワから沿岸の山岳地域に入るとぐんぐんライダーのハートを鷲掴みにする光景の度合いが増していきます。なんなのここは!😂
Galaxy望遠で更に拡大すると…。
とにかく最高な景色、道が続きます。来てよかった!!!
いや〜、お腹いっぱいです。満足したのでそろそろ家に帰ろうか😂
山道から見下ろす ベトナムの海や 曲がりくねる 美しい道路を楽しんでいるうちにニャチャンが近づいてきました。
うほーぃ、憧れのリゾート、ニャチャンだぉ!!
ニャチャンについてはじめの感想は、暑い!!
その後の感想は、暑い、 蒸し暑い、暑い😆
えー、ここからさらに何百キロも南下したら…大丈夫か?😥
当初の予定
本当は2日目にムイネーまで行き1600kmを超える大遠征にする予定でしたが日程的に早くも難しい雰囲気に。
1日目の450km超えのルートは開通したばかりで辺鄙な地域を通るルートで、誰も居ない距離が稼げるルートが多かったのにホテルに付いたのは18時すぎ。田舎で暗くて街も見れず。。。更に持ってきた大きなバッテリーがお亡くなりになるハプニングでかなり時間を失いましたが日程は伸ばしたくないしぃ。。。 そしてこの暑さ。「えぇ〜、もっと南下するの?ヤダ〜ン、っとなり予定を見直します。
断念したのでニャチャンも楽しむ
ってことはここで少し観光しても良いね?ということになり予定を変更。
チャンパ博物館
写真取ろうとずっと構えているのに前に来てウンコ座りしておねーさん盗撮するのやめてください。。。の図がこちら。
有名なニャチャンのシンボル的なタワー
人間他、バッテリが足りなくなってきたのでカフェへ。。
お店で買ってきたバッテリーはやっぱり持ちませんでした。ここから山の方に行くのでまとめて色々 充電します。
盗電ぢゃありませんから〜、ちゃんと聞きましたからぁ〜
バンメトートへ
この時すでに14時近く、思えばニャチャンに一泊すればよかったのですが、まだ2日目で体力もあるのでうっかり先に進んでしまいました。この先は山道&田舎道なのに。。。
にゃちゃんからの道は 比較的穏やかで通りも少なく 途中からはアップダウン や 山を切り裂いたような強烈な不思議な地形の道をひたすら走ります。
この辺りまではまだ待ち なのですが この先はほとんど 山の中を掘って作ったようなまっすぐな道でした。
山のエリアを抜けたところでまっすぐな気持ちの良い 道に差し掛かった時にいきなり逆走のおばあさんや、 荷物満載のおばさんバイクが連続で出てきて ちょっとゆっくりになったところで警察に捕まりました。
警察に捕まる!
幸い逆走するバイクのおばさん さんたちのおかげで スピードは5キロオーバー、なんとか許してもらえました。暑い暑いナチャンのビーチよりも 変な汗をたくさんかけました。あー怖かった〜🥶
この日最後の給油は2.9L ,70k vnd (420円くらい)
バンメトートに着いたら夜!ホテルも見つからずぐるっと回り、街全体が薄暗い。。。
ここでの宿はナチャンのカフェで予約し、かなりの安宿 なのですが部屋自体は広く 、家族経営なのか受付の娘さんは英語堪能で親切に説明してくれました。
夜になってしまったこともあり近所は真っ暗。ホテルで教えてもらった方へ、とぼとぼと歩来続けると一軒だけやっている店があり、なんとか晩御飯を食べられました。
お店はまあまあ 広く 他に一組のお客さんが飲み食いしていました。常連さんなのでしょう、結構長居をしている感じでした。
スマホの高感度カメラ のせいか 写真は明るいですが、実際には暗かったんですよね👻
3日目 バンメトート観光〜プレイク
ホテルで一泊して、朝!
来たときには暗くて怖かったけど、朝になったら普通のベトナムの景色です。
まずは散歩をして朝ご飯を物色。
目的地その1: 刑務所博物館
朝7:30からやっているという、植民地時代の刑務所の博物館へ向かいます。
バラックの中には訪問されてる様子が再現されています
かなり恐ろしい部屋もありました
事務所だった場所は 展示場所になっており 当時の写真や資料が展示されています
朝から気力と体力をかなり失いました。。。
目的地その2: バンメトート博物館
最近できた博物館でしょうか、モダンな作りで展示もよいのに入場料は200円ほどでした。
ダクラクの1950年当時の写真展をやっていました。これはハノイの民族博物館の出張展示っぽいのでハノイでも同じものが見れるのかもしれません。
戦争中の写真では、爆撃や枯葉剤でむちゃくちゃする米軍に対抗すべく、それまでは反目していた勢力が結集していく感じがあり、ちょっとアベンジャーズ的なものを感じました。
見るからに凛々しい。。。
そりゃ、山の人たちが軍隊で訓練されたら。。。強いに決まってますよね(-_-;)
エキシビジョンなのか、たくさんの最新の軍隊の写真も展示された、なかなか見応えのある博物館でした。
ベトナムの西の国境沿い、山を南北に貫く道の要所でもあるバンメトートですが、ど田舎なのにトラックなどの往来が多く、車の修理や部品リサイクルのお店が目立ちました。
目的地その3: あの場所へ。。。
バンメトートの市街地から少し外れると胡椒畑がずーっとつづきます。
フルーツの場所もあったかな。。。山のほうはコーヒー農園が多いみたいです。
胡椒の木ってこんな。緑のツブツブの房がうわーっと実ります。
何これ 役所?
はい その通り お役所です。実はこの場所 昨年の6月にあった、ダクラク 襲撃事件の舞台です。多数の 現地の人たちの蜂起で攻撃され職員や通りすがりの人が亡くなりました。逮捕者は100人以上に上り 大きな事件となりましたが 詳しい動機などはあまり報道されていません。
前提は少数民族の多い中西部の高地に戦後中国系で主流なハノイ周辺のキン族が入植、土地売買で原住民が次第に少数派になり…という何処かで聞いたことのある状況があるそうです。
ニュースで見た場所は火をつけられ 悲惨な状態でしたが 現在は綺麗に修復され何事もなかったかのような状態でした。買ってきた お花を花壇に置いて手を合わせて立ち去ることにします。
目的地その4:プレイク市へ
バンメトートを後にする道すがら見つけた、巨大な象のオブジェ。
いまもこの地の象徴であり守り神なようです。
のどかな畑の中を走ります。
山道を想像していましたが、どちらかというと平坦で違う方向にワイルドでした。
Buon Hoの大聖堂
ダクラク市街から20km程でしょうかサイゴン大聖堂を彷彿とさせるダブル鐘塔の教会へ。こちらは割と最近建て替えられたそうであたらしく美しい教会です。
空撮〜
空撮中は教会の露店前のサトウキビジューススタンドで、くつろがせていただきました。
ここから山の街プレイクへ。
先を急がなければ行けないのに太陽がだんだんと。。。
プレイクに到着
プレイクの街は小さいながら、これまでの風景に比べて不思議なくらい街!でジョリビーが店頭サービスしてたり、ハノイよりきれいだし、あれれ?という感じ。戦後にハノイから移住してきた人たちが中心で中南部のベトナムとは違う文化性があるようです。中華系の人たちは商売が上手でハノイ=中央とつながりがあるので、現地の人や少数民族との軋轢はこのあたりからダクラクにかけて、中々むつかしいモノがあるようです。外から来た人たちがどんどん土地を手に入れバブルで成り上がり格差がでたり、社会主義どこ行った?という激変の中で辛い人たちが少なからず出るのは想像に難くないです。
ホテルを発見
予約時に見た写真とかなり違う安宿に驚く!まあ、モーテルですね。。。かび臭さとはないけど、道路脇で騒音が気になりそう。
てか、パット見は家電屋さん。バッテリーを買ったのと同じFTPショップです。
軽く身支度して晩ごはんハンティングへ。。。地図で調べると近くにイタリアンが…!
雰囲気がかわいい感じのお店でここに決まり。
疲れからか欲望が元気になり、サラダとアマトリーチャーナ、リブアイステーキとパンをビールさんのために注文。
どれもおいしかったですが、ステーキは焼き加減や付け合せ、ソースすべてかなりクオリティー高くて幸せでした。この店、ダナンに来てほしい〜
ホテルに帰って充電したり明日の道をチェックしたりしていると…あえなく寝落ち😴zzzZZZZ
…. のあと、目覚めると夜中の1時過ぎ。
ですが、外を見ると電気があちこちついてて明るい。。。。バンメトートより小さい町なのになぜ???と、ホテル予約時にナイトマーケットが近いから、ここでいいや!っとポチった事を思い出しました。 が、普通ベトナムのナイトマーケットはハノイなどでも11時頃には店じまいの雰囲気になり12時には真っ暗になる世界線…ハテ?
窓から外を見ると、屋台でキャッキャ何かを食べているカップルもいるし、危険はなさそう。。。ということでせっかくだし偵察にでることに。
本気のナイトマーケットが出現
道を渡り、ちょっと歩くと。。。マーケットって、これガチの市場じゃないですか。。。横を見ると半身の牛が解体されていたり、街の一角がまるごと青空(夜ですけど)市場になっています。ステーキがうまかったのはもしかしてこのせい?(笑
市場エリアの外にもはみ出し作業中。
肉関係がかなり多めに場所を専有していましたが、魚介類や野菜・フルーツの場所もありました。
すべてが露天ではなく、もともと中止だったと思われる屋根付きの市場エリアも写真の路上エリアの横の区画にありました。しかし、どう考えてもこの小さい町と不釣り合いな規模。。。周辺の街におろしているのでしょうか。
ウロウロしても、いわゆる観光的な屋台のナイトマーケット的なものはなく、延々と生鮮・肉・魚介市場。。。夜中だし素人だしグロいしぃ、、、ということで撤収。。。エリアの外に出てホテルへ向かう途中にうまそうな屋台を発見。
よくわからないひき肉ボールと骨付き肉の謎の貝が入っているピリ辛そうめん(BUN)。ライムとか香草いれてウマー!でした。
4日目 帰路:プレイク〜コントゥム〜ダナン
プレイクでうまー!なイタリアン飯と屋台BUNを食べて補給も完了、帰路に付きます。帰り道に立ち寄れそうなランドマークをいくつか発見してGoogle mapナビにセットしてトロトロと進みます。
ぶわー、っと長い長い下りと上りが美しい一本道。
ふと横を見ると、素朴な教会とか、(お葬式中でした申し訳ありません)がある道を涼しい時間帯のうちに進んでいきます
少数民族の街の教会
帰り道の通るKonTumの郊外にある、有名な教会を見に行くことにします。
KonTumは前回のツーリングで訪れた街。特に何があるわけでもない地方の街なのですが、空気感がなにかホッとするところです。 関東出身のわたしですが、山が多くを占める日本人が山の民なことを感じずにはいられませんでした。
到着〜。当日は誰もおらず、ドアは開きっぱなし。
と、中から街の信者の方でしょうか、数人が出てきて「中も見て大丈夫だよ!」と笑顔で案内してくださいました。仏教国の日本から来て、宗教はよくワカラン!と一応、念押ししましたが「OK OK!」ととっても気さくなおじさんたちです。
見ての通り、少数民族の巨大な茅葺き公民館?的な建物をモチーフにした、珍しいデザインの教会で、教会の中の祭壇も同じデザインになっています。
素朴な雰囲気です。
外にもあちこちに素朴な十字架が。ローマ帝国の処刑用の器具であったことを考えると、ちょっと生々しい絵です。
英語が堪能なクリスチャンのおじさんと少々談話して、flycamもOKっぽいのでお言葉に甘えます。
教会って、どれも上から見ると十字架の形なんですよね。
神様が見つけやすいようにそうしているのか。。。全能なのだから不要と思われますが。。。バカチンの偉い人に質問したい案件です。
裏側から。
ちなみに、何度も言いますがクリスチャンではありません。それどころか、バカチン市国で局員に小銭盗まれたり、ふざけた態度をされたことがあり、ローマカソリックは余り良い印象がありません。
さてさて、用も済んだしダナンを目指します。
ここからあと4時間か〜。安全運転でトボトボ帰りますよ。。。
通りがかりのDak Toの少数民族公民館
万博とかで出てきそうな雰囲気ですが、実際には相談したりする場所だったそうです。 名前がわからないので公民館とよんでいます。多分そんなに間違っては居ない。。。(笑
Dak Toは初めて聞く名前でしたが、ここの守備隊がベトナム戦争で大活躍したことは割と有名らしく、戦車が展示され記念碑が立っていました。
近くのお店で昼を食べていたら、少数民族かな?という女性が来店してお昼していました。
この Dak Toはラオスとカンボジア国境から35kmほどの距離にあります。
バイクで国境越えをしてみたいですが、ベトナムでは外国人はバイクや車を所有する名義人になれないため借りたバイクで越境という形になり、これが面倒な処理を要するためバスなどで超えてからレンタルするほうが楽なようです。
このあたりASEAN地域に是非、改善してほしいところです。。。
更に田舎の、少数民族公民館
途中に多様な公民館がまた出てきました。こちらはまた別の少数民族の建物ということですが、違いがわかりません。
中は広々。床も植物の葉?で編み込まれて、背が高く熱気が上に抜ける構造。快適そうな建物です。
あと200kmが長い長い長い。。。
ここからくねくね山道が増えてきます。ガス欠だけ気をつけて休憩をとりながら帰路につきます。
途中30kmほど休憩居ポイントがない山道を走ったあと出てきたガソリンスタンドには、なんとVinFastの充電スタンドも併設されていました。ベトナム最大のコングロマリットが社運をかけて開発するVinFastのEVカー、頑張ってほしいものです。
2022年式のSUVタイプはいまいち不人気なようで、新車同様ななのに120〜180万ほど値下げして売りに出しているオーナーたちが話題となっています。やはり航続距離と充電時間が不評ということです。
最後の休憩ポイントで。
前日、夜中に起きてマーケットを徘徊した疲れが出たのか、ヘロヘロに。。。下道ONLYのベトナムツーリングでは観光をする時間も適度にとって、1日の移動距離は2〜300kmに押さえてちゃんと契約をしよう!と心に誓いながらすするブラックコーヒーは苦かったです。
無事到着。
ひゃ〜、つかれた。無事に帰れた良かったです!!
走行距離と地図で1258km,メーターでは1350kmほど。
100kmも差がありますが、Googleナビで違うところを走らされたり、山道くねくねで距離がながかったりなど、苦難があったと想像していただければ(笑
めっちゃダラダラとまとまりのないNOTEになってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。1日ずつの記事にわければよかった!と途中から何度も後悔しました😥
次のツーリングはNOTE書きながら進める位の余裕のある日程で行きたいです(夢‥
後記:
帰ってから給油した時の写真や記録を整理してみました。
4日で1350km、燃費は55.9km/L でした。
Winner Xのカタログ燃費は60km/L なのですが、後半は山道が多かったことやパワフルな走りを考えると、かなり良い成績と言えるのではないでしょうか。
今回活躍した機材たち:
GoPro9君
画質的的には十分です。コロナ中にがんばって海外で入手してから、ずっとお世話になっています。よく働いてくれて感謝!
insta360 Go 3
GoPro君の控えカメラであり、小型モードではドローンの下にくっついて垂直見下ろし撮影に使っています。
DJI Mini 3 Pro
場所を選ぶので出番は少ないですが、決定的な役割を果たすエリート機材。ベトナム警察はドローン用電子銃を装備しているそうなので、あくまで迷惑のかからない田舎限定での利用となります。人が集まるイベントでは必ず政府の許可が必要ということです。
忘れてしまったやつ
地上装備のエース、Osmo Pocket 3を充電したまま忘れてきてしまい、屋台とかナイトマーケットを撮り損なう結果に。。。購入時に腰が引けてマイク無しの安い基本セットを買ってしまったのですが、現在大変後悔しています。。。マイクは別に買うと高いので…
GoPro12がほしいのです
GoPro12だとヘッドセットをbluetooth接続して喋り録音や音声命令ができるらしいことを最近知りました。GoProの致命的な弱点として電池が切れると日付がリセットされてしまい、ファイルの日時が皆同じ、みたいなことが起きます。多少でも喋りながら録画すれば、あとから見た時にどこの場所かわかるのでGoProにマイクを無線で接続したい気持ちが高まってきました。
バイクだとナビのBluetoothと2つ必要になるので、充電地獄が増えそうではありますが(笑
こんなところへも行きました