一気見したドラマ「ミステリという勿れ」
こんにちは。今日のテーマの主役の絵を見つけました。可愛いですね。
今回は秋になったからか最近過去の日本のドラマを見出していて、そこで面白くて一気見した「ミステリという勿れ」について書いていきます。この記事も誰かの何かのヒントになりますように。。。
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ミステリーの面白さ
日本では小説やノンフィクションなど色々なジャンルの本を読む機会もありましたが、カナダに移住してからは殆ど日本の本は読まなくなっていました。それよりも移住してから数年間は勉強も兼ねて英語の本を読むようにしていました。
ただ日系企業で勤め始めてからは休憩室に日本の本が沢山あったので、昼休みに読むようになりました。その時にミステリー小説にハマり、そこからはミステリー小説しか読まなくなっているくらいミステリーが大好きです。
ミステリーとは「神秘」「不思議」と言う意味ですが、今思えば物心ついた頃から神秘的で不思議なもの・得体の知れないもの・目に見えないものに興味がありました。
ミステリーというジャンルは正に私の興味が詰まった世界で、犯人が誰なのか、なぜ犯罪を犯すに至ったのか、何が目的だったのか等を含めて探っていく過程がワクワクします。
また子供の頃にやっていた「古畑任三郎」というドラマは、最初から犯人が分かっているタイプのミステリードラマで驚愕しました。犯人が分かっていても、そのトリックを知る面白さや犯行に至るまでの人間心理自体が面白いということに気づきました。
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整くんの魅力
「ミステリという勿れ」では主人公の整くんが非常に魅力的なキャラなのが一番の見どころだと思います。独特の視点から多くの人が見逃してしまう大切なことに気付けたり、些細なことでも疑問を持って考えることを惜しみません。
これって現代人の忘れかけている大事な習性だと思います。特にネット社会になってからは人間は楽を追求するがあまり、自分の脳みそで考えるということすら面倒に思うようになりました。
SIRIやCHAT GPTに代表されるようなAIに頼って、何かを調べさせたり、考えさせたりしています。そして、それらが出した答えや情報の正誤性も考えずに鵜呑みにするようになっていることを私は怖いと感じています。
きっと同じように考えることの大切さを教えてくれるからこそ、整くんというキャラクターに魅力を覚える人が多いのだと思います。そんな風に整くんの言葉にハッとして何かを考えるきっかけにしてくれる作品に感銘を受けました。
また、俳優の菅田将暉さんは適役で上手に彼の魅力を演じていますよね。俳優さんは感情なく淡々とセリフを言う方が難しいと言いますから、非常に難しい役だったようですが、かなり整くんになっていたと思いました。
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名言たち
最後にドラマの中で好きだった言葉を列挙しておきます。
真実と事実の違い。これを勘違いしてしまう人って多いと思います。英語では「Truth」と「Fact」ですが、この2つを取り違えて考えてしまうと会話が通じなかったり、大きな勘違いが生まれたりするので注意が必要ですね。
カナダに住んでいるからこそ、この家族に対する愛情の違いは痛感します。単身赴任というのが文化として成り立っていますが、他の諸外国では家族が離れて暮らすなんてあり得ない事なので、日本人とそれ以外の国の人では仕事と家庭に対する思いの違いを感じます。
私はずっと歴史という科目が嫌いでした。今でも余り歴史物は興味がなくて、それは誰かが信じた物語に過ぎないと思っているからです。それこそ最初の名言に通じてきますが、真実と事実は異なると思っているので、事実確認ができないことを受験のために暗記させる教育が理解できませんでした。
・・・という事を考えている学生だったので、思えば少し整くん寄りだったのかもしれません(苦笑)人が作ったものは変えて良いし、私の中のルールや私の人生=確固たる歴史と思って毎日歴史を刻んで生きています。
人間って自分基準で物事を考える癖があると思います。大事なのは癖があるというのを覚えておいて、なるべくそれを治そうとしたり人に押し付けないように心がける事です。
日本にいた頃の私は客観的に見ても偏っていました。カナダに来て弱い立場や外国人・日本人である自分を経験し、考え方や価値観は180度変わりました。そんな風に多角的な視点で見ることで、コンサル業もお客様に沿ったアドバイスができると信じて日々精進しています。
という訳で、今日の一言はこちら↓
"I am a great admirer of mystery and magic. Look at this life - all mystery and magic." by Harry Houdini
*今日の1曲:”カメレオン” by King Gnu このドラマにぴったりの神秘的な旋律と歌詞の楽曲です